ホワイトデーは 大学時代の友人と...
『ヒューゴの不思議な発明』3D版(3/14 劇場にて)
原題:HUGO
制作国:アメリカ(2011年)
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ジョン・ローガン
原作:ブライアン・セルズニック『ユゴーの不思議な発明』(The invention of Hugo Cabret)
出演:ベン・キングズレー(パパ・ジョルジュ)、ジュード・ロウ(ヒューゴのお父さん)、
エイサ・バターフィールド(ヒューゴ・カプレ)、クロエ・グレース・モレッツ(イザベル)、
レイ・ウィンストン(クロードおじさん)、ヘレン・マックロリー(ママ・ジャンヌ)、
サシャ・バロン・コーエン(鉄道公安官)、エミリー・モーティマー(リゼット) 他
今年の米国アカデミー賞では、『アーティスト』と『ヒューゴ...』が 5部門ずつを受賞。その授賞式に依ると、共に 映画へのオマージュを描いた作品なのだとか。しかも、フランス映画の『アーティスト』が アメリカ映画へのオマージュなら、アメリカ映画の『ヒューゴ...』は ヨーロッパの映画へのオマージュ作品というのです。そういえば、脚本賞を獲得したウディ・アレンの『ミッドナイト・イン・パリ』も これまたハリウッドの脚本家を描いた作品で、こちらも公開が楽しみ
という訳で、ヨーロッパの映画は好きだけど 通という程ではないし... なんて 一抹の不安を抱えつつ観始めたのですが、あっという間に画面に引き込まれ 不安はいずこ? 画面の美しさ、スリルと不思議... 駅の時計の中(壁の内側)で暮らしてるだなんて ちょっと素敵。でもホントは 臭うンだろうな... なんて、ちょっと『オリバー』っぽい雰囲気も漂います。駅に集う人々の群像劇にもなっていて、色んな細かい描写も見逃せません。エピローグでは、駅以外の場所で 登場人物が勢揃いするというお楽しみもありますョ。さてさて、この作品の重要なモチーフになっているのが、世界初の職業映画監督とされる ジョルジュ・メリエスの作品の数々なのですが、これがまた面白くて、いやぁ~ 凄い人物ですね☆ 世界で初めてストーリー映画を撮り、SFX(特撮)まで考えちゃったという監督です。
この ジョルジュ・メリエスが、ちょっと不思議な雰囲気の少女“イザベル”の育ての親として登場するのですが、でも 監督についての予備知識なんか無くても大丈夫☆ 寧ろ無い方が、ヒューゴと同じ目線で楽しむ事が出来るのじゃないかしら。そんなジョルジュ・メリエスの晩年は、映画と同様 モンマルトル駅の売店で売り子をし、金銭的には決して恵まれていなかったのだとか。
実話を織り込んだ ファンタスティックな世界が広がります 3Dも実に効果的で、オープニングから画面に吸い込まれていきます。ぜひ、3Dで御覧になって
『ヒューゴの不思議な発明』3D版(3/14 劇場にて)
原題:HUGO
制作国:アメリカ(2011年)
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ジョン・ローガン
原作:ブライアン・セルズニック『ユゴーの不思議な発明』(The invention of Hugo Cabret)
出演:ベン・キングズレー(パパ・ジョルジュ)、ジュード・ロウ(ヒューゴのお父さん)、
エイサ・バターフィールド(ヒューゴ・カプレ)、クロエ・グレース・モレッツ(イザベル)、
レイ・ウィンストン(クロードおじさん)、ヘレン・マックロリー(ママ・ジャンヌ)、
サシャ・バロン・コーエン(鉄道公安官)、エミリー・モーティマー(リゼット) 他
今年の米国アカデミー賞では、『アーティスト』と『ヒューゴ...』が 5部門ずつを受賞。その授賞式に依ると、共に 映画へのオマージュを描いた作品なのだとか。しかも、フランス映画の『アーティスト』が アメリカ映画へのオマージュなら、アメリカ映画の『ヒューゴ...』は ヨーロッパの映画へのオマージュ作品というのです。そういえば、脚本賞を獲得したウディ・アレンの『ミッドナイト・イン・パリ』も これまたハリウッドの脚本家を描いた作品で、こちらも公開が楽しみ
という訳で、ヨーロッパの映画は好きだけど 通という程ではないし... なんて 一抹の不安を抱えつつ観始めたのですが、あっという間に画面に引き込まれ 不安はいずこ? 画面の美しさ、スリルと不思議... 駅の時計の中(壁の内側)で暮らしてるだなんて ちょっと素敵。でもホントは 臭うンだろうな... なんて、ちょっと『オリバー』っぽい雰囲気も漂います。駅に集う人々の群像劇にもなっていて、色んな細かい描写も見逃せません。エピローグでは、駅以外の場所で 登場人物が勢揃いするというお楽しみもありますョ。さてさて、この作品の重要なモチーフになっているのが、世界初の職業映画監督とされる ジョルジュ・メリエスの作品の数々なのですが、これがまた面白くて、いやぁ~ 凄い人物ですね☆ 世界で初めてストーリー映画を撮り、SFX(特撮)まで考えちゃったという監督です。
この ジョルジュ・メリエスが、ちょっと不思議な雰囲気の少女“イザベル”の育ての親として登場するのですが、でも 監督についての予備知識なんか無くても大丈夫☆ 寧ろ無い方が、ヒューゴと同じ目線で楽しむ事が出来るのじゃないかしら。そんなジョルジュ・メリエスの晩年は、映画と同様 モンマルトル駅の売店で売り子をし、金銭的には決して恵まれていなかったのだとか。
実話を織り込んだ ファンタスティックな世界が広がります 3Dも実に効果的で、オープニングから画面に吸い込まれていきます。ぜひ、3Dで御覧になって
エンディングロールに ジョニー・デップの名前があったョね