連休の後半は、舅(ちち)の七回忌の為 兵庫に帰省しておりました。1月以来 お嬢とも久々に顔を合わせ、お陰様で 無事法要を営むことが出来ました。トップ画像は、昨日降り立った最寄り駅にて、スーパームーンとは知らず撮った月。
GW最終日は 命名した映画業界に敬意を表して(?) 映画館へ。
『テルマエ・ロマエ』(5/6 劇場にて)
制作国:日本(2012年)
監督:武内英樹
脚本:武藤将吾
原作:ヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』
出演:阿部寛、上戸彩、
北村一輝、竹内力、宍戸開 、
笹野高史、市村正親 他
まぁ、兎に角 原作が突拍子もなく可笑しいので、そこを越えるのは ちょっと難しかったかな。それでも、家族みんなで楽しめる映画だし デートにも使えるし、大ヒットは間違いないでしょうね。元々、原作と 映画は媒体も違うし、別物なのだから 表現方法が違って当たり前って思ってるんですが、ルシウスの苦悩の表情がねぇ... 原作は もうそれだけで笑えちゃうので、そこを実写でというのは簡単ではありません。とはいえ、原作のイメージも損なわず、原作に登場する風呂を忠実に映像化し、そりゃ なかなかの労作だと思います。難を言えば、ちょっぴりテンポに欠けたでしょうか...。う~~ん、それも 原作を 自分なりのテンポで読んでいるからかも知れませんし、イメージが原作に近いので つい比較してしまうのかも。もっと大胆にアレンジしてもよかったんじゃないかな
難を言えば... のついでに、更に細かい所をつつくならば...
古代ローマ人の役を日本人キャストでという演出は かなり面白い演出だと思うのですが、メインキャスト以外のローマ人は欧米人キャストなので こちらの台詞は吹き替え...って訳で、吹き替えの台詞は欧米人のノリなのに、一方の 日本人が演じる古代ローマ人は 日本人的な声の出し方なんですね。もっと胸を張って 声も張れば 濃い顔が更に活きたのじゃないかしら... アントニヌスさんとか ケイオニウスさんとか...。そうすれば、東洋人っぽく首が前に突き出すのも軽減されたかもョ。...なんて、多分 どーでもいい事なんです。なんにも考えず、かるぅ~く楽しんじゃって下さい 上戸彩演じる真実を地方の出身とすることで、彼女の喋っているのが日本語なのかラテン語なのかも分かり易くて、コレ よく考えられています