気になっていた映画なのに、気付けば 上映終了日が迫っていた!! 68分と 上映時間が短い分 料金も安く設定されているので、サービスデーじゃなくても 気楽に鑑賞出来ます。こりゃ 有り難し♪
『ポテチ』(6/7 劇場にて)
制作国:日本(2012年)
監督 / 脚本:中村義洋
原作:伊坂幸太郎「ポテチ」
(「フィッシュストーリー」収蔵)
音楽:斉藤和義
キャスト: 濱田岳 (今村忠司)
木村文乃 (大西若葉)
大森南朋 (黒澤)
石田えり (今村弓子)
中林大樹、松岡茉優、阿部亮平、
中村義洋、桜金造 他
竹内結子のカメオ出演あり
《高校野球で大活躍し 地元の星と言われながら 万年控えのプロ野球選手と、片や 空き巣を生業とする青年 ─ 同じ生年月日のふたりには...》
もう随分前ですが、王子に手渡された伊坂氏の中短編集『フィッシュストーリー』の中に『ポテチ』がありました。本当に 短編なので、映画化を知った時は どう料理するのだろうと、興味津々ながら 不安でもあり。それに、濱田岳...。彼は 大好きな役者で、常に気になる存在ではあるけれど、原作のイメージ(自分の勝手なイメージだけど)とは ちょっと違うんじゃないか... という気持ちもないじゃなし。とはいえ、これまでの「中村義洋×伊坂幸太郎」作品の裏打ちもあるからネ。(『重力ピエロ』も中村監督なら もう少しなんとかなったのに...)
ところが、「濱田岳...?」との思いが払拭されたのは、笑っちゃうけど 冒頭の野外ステージ前での最初のひと言を発した瞬間でした。やっぱ 巧いョ 濱田岳!! 見せますな。原作は原作、映画は映画です。一瞬で 映画に入り込んでしまいました。中村監督の、原作の印象を崩さず 映画として再構築する腕、今回も冴えています。
しかし なんですヮ。普段、自分では「ポテチ」なんて省略形で言うことなど殆どないのに、そもそものタイトルが『ポテチ』じゃ、どうにも 太刀打ちできません だけど、「ポテトチップス」だろうが「ポテチ」だろうが、あの車の中での「コンソメ味」と「塩味」の件は 泣けるじゃありませんか 因みに、カメオ出演の竹内結子さん... 事前に なんとなく情報を得ていたにも拘わらず、物語に入ってしまっていたので すっかり意識の外 全く気付きませんでした。蛇足ですが、大森南朋が語る生け贄の話は、原作本に収められている他の短編を読んでいると より楽しめます。もひとつついでに、プロローグの野外ステージは 『ゴールデンスランバー』と同じロケ地でしょ?
『ポテチ』(6/7 劇場にて)
制作国:日本(2012年)
監督 / 脚本:中村義洋
原作:伊坂幸太郎「ポテチ」
(「フィッシュストーリー」収蔵)
音楽:斉藤和義
キャスト: 濱田岳 (今村忠司)
木村文乃 (大西若葉)
大森南朋 (黒澤)
石田えり (今村弓子)
中林大樹、松岡茉優、阿部亮平、
中村義洋、桜金造 他
竹内結子のカメオ出演あり
《高校野球で大活躍し 地元の星と言われながら 万年控えのプロ野球選手と、片や 空き巣を生業とする青年 ─ 同じ生年月日のふたりには...》
もう随分前ですが、王子に手渡された伊坂氏の中短編集『フィッシュストーリー』の中に『ポテチ』がありました。本当に 短編なので、映画化を知った時は どう料理するのだろうと、興味津々ながら 不安でもあり。それに、濱田岳...。彼は 大好きな役者で、常に気になる存在ではあるけれど、原作のイメージ(自分の勝手なイメージだけど)とは ちょっと違うんじゃないか... という気持ちもないじゃなし。とはいえ、これまでの「中村義洋×伊坂幸太郎」作品の裏打ちもあるからネ。(『重力ピエロ』も中村監督なら もう少しなんとかなったのに...)
ところが、「濱田岳...?」との思いが払拭されたのは、笑っちゃうけど 冒頭の野外ステージ前での最初のひと言を発した瞬間でした。やっぱ 巧いョ 濱田岳!! 見せますな。原作は原作、映画は映画です。一瞬で 映画に入り込んでしまいました。中村監督の、原作の印象を崩さず 映画として再構築する腕、今回も冴えています。
しかし なんですヮ。普段、自分では「ポテチ」なんて省略形で言うことなど殆どないのに、そもそものタイトルが『ポテチ』じゃ、どうにも 太刀打ちできません だけど、「ポテトチップス」だろうが「ポテチ」だろうが、あの車の中での「コンソメ味」と「塩味」の件は 泣けるじゃありませんか 因みに、カメオ出演の竹内結子さん... 事前に なんとなく情報を得ていたにも拘わらず、物語に入ってしまっていたので すっかり意識の外 全く気付きませんでした。蛇足ですが、大森南朋が語る生け贄の話は、原作本に収められている他の短編を読んでいると より楽しめます。もひとつついでに、プロローグの野外ステージは 『ゴールデンスランバー』と同じロケ地でしょ?