5月下旬からスズメバチが庭にやってくるようになりました。
独特の重低音の羽音が聞こえるので、すぐに分かります。
こうなると直ちに「スズメバチ・トラップ」の出番です。市販のもありますが、私は自作しています。
ペットボトルの上側に4カ所小さな入口を開け、中にはリンゴジュースとブドウの皮を入れます。
最初は食いつきが悪いのですが、ブドウの皮が発酵する頃には匂いに誘われ次々に入ります。
今年も仕掛けてから1週間後には3匹がかかっていました。
今日も庭で花の写真を撮っているとペットボトルの中で動く気配。
恐る恐る近づくと大きなスズメバチがジュースの中で泳いでいました。
羽が濡れると飛べないらしく、溺れるのは時間の問題です。
5月、6月はまだやってくる数が少ないのであめり捕れませんが、7月から秋にかけては一度に数匹入ってブンブン賑やかな音を立てます。
入り込んだスズメバチは出口が分からず、そのうち疲れて底のジュースに落ちて溺れてしまうのです。
たまに出口を見つけて逃げるのもいますが、9割以上は逃げられないほど優秀なトラップです。
今はまだ1個しか仕掛けていませんが、7月からは2、3個に増やします。
以前、スズメバチに頭を何カ所も刺されたことのある私は、毎年「エピペン」を更新し常備するほどスズメバチを警戒しているのです。
今年もエピペンを使うことのないようひたすら祈っています。