不眠症（１）

おはようございます
不眠症、産経新聞記事の抜粋です

眠ろうと努力しないのが大事
不眠に悩まされている人は全国で1000万人とも言われている。
市販の睡眠改善薬も人気だが、どうすれば根本的に不眠は解消できるの
だろうか。
不眠症は睡眠の開始と維持が阻害されている状態のことだ。具体的には寝
つきが悪い、睡眠が中断する、熟睡できない、朝早く目が覚める－の4つに
大別でき、いくつかの症状を併せ持っている人もいる。

ある調査によると、日本人の5人に1人が不眠を訴えている。年齢が高くなるに
つれて増加し、女性が男性より多い傾向にある。
不眠症の中でも多いのは神経質性不眠。不眠症の20～30％を占めるといわ
れ、国際的な病名分類では「精神生理性不眠」と「睡眠状態誤認」に相当する。
精神生理性不眠は次のようにして起こる。

転勤や引っ越し、冠婚葬祭など社会生活や家庭生活でのライフイベントがスト
レスになり、眠れなくなってしまうことがある。ほとんどの場合は、これらのストレ
スがなくなれば、不眠は解消してしまう。
しかし、一方で、不眠になったということ自体がストレスとなってしまうことがあ
る。そうすると、筋肉の緊張や血管の収縮などを司る交感神経が興奮してし
まって眠れなくなる。
さらに、不眠を恐れるあまりに、「眠ろう、眠ろう」と焦れば焦るほど、余計に交感
神経が活発に働き、目が覚めてしまい、一層不眠になる。
つづく・・・

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