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コレステロールについて、読売新聞記事からの抜粋です。コレステロール管理の指標は、血液中のHDL、LDLコレステロール値の値です。コレステロールは肝臓で作られ水に溶けないので血液中ではリポタンパク質という物質と結びついた粒になって運ばれます。
リポタンパク質にはLDLとHDLの２種類があり、コレステロールを血管や組織に運ぶのがLDL。余分なコレステロールを肝臓に戻す働きをしているのがHDLです。動脈硬化は血管の内膜にたまったコレステロールの塊が起こす病気なので、いわゆる「悪玉」と呼ばれるLDLが多すぎたり、「善玉」のHDLが少なすぎたりすることに注意が必要です。
検査値には参考値が設けられているが、その読み方も変わってきています。LDLコレステロールの値は１デシリットル当たり１４０ミリグラム未満が望ましいとされているが、リスクの低い人では１６０までは許容範囲とされるようになって来ました。
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