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正月に思ったこと

2013-01-02 | 日記

ドイツ、ミュンヘンのホテルで。昨年11月。パンいろいろ、ヨーロッパのパンは甘くなくて歯応えしっかり、素材の味しっかり。おいしい。


年末年始、今は店も開いているし、便利な世の中になったけど、昔の主婦は人をもてなすのが本当に大変だっただろうなあと、自分ももてなす側の端くれに身を置いてつくづく思う。

実家は親戚が多くて、人の出入りも半端でないくらい多い家だった。叔父の結婚式も家でして、食器の後片付けを母が一人でしたといまだに言っている。よほど大変だったのだろう。

お正月前には餅をつき、おせち料理を作り、次々やってくる親戚をもてなし、母は本当に頑張っていた。私は実家にいるころは母に大事にされていたのでほとんど手伝ってなかった。

この歳で、わずか数人増えただけでおたおたするとは、私にはよほど料理の才能がないに違いない。

去年会った友達は、年末は餅を一斗搗いて分家各家に配り、黒豆の炊き方もすらすらと空で言える。昔、机を並べて勉強した間柄なのに、この違いはどこから出てきたかというと、この40年間、長男の嫁とは名ばかり、何もしてこなかったからであることは明らか。

年末、夫の遠縁の人が話に来たいと言われ、下関まで逃走していた私。以前、やはり年末に来て半日滞在、掃除できない上に私の容姿に関して嫌なことを言ったので、もう会いたくない。相手はそんなこと言ったのも忘れてるだろうけど。

社会人として、主婦としてこれは許されるのか。許されないと思う。いい歳してそんな我慢もできないなんて。と思う半面、もう我慢しなくてもいい歳になったのだと思うことにした。遠縁の人は義母が相手をしてくれた。助かった。いつまでも不出来な嫁のpotition、この心地よさがいつまでも続きますように。と勝手なことを願った新年。

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