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1/13 京都を歩く

2025-01-24 | 旅行

1/13 彦根は雪でしたが、南下するとすぐに冬晴れのいいお天気。山科から京阪に乗り換え、三条京阪経由出町柳まで。昔、三男とよく待ち合わせたコンビニは健在でした。

橋渡って、下賀茂神社手前の三井家下鴨別邸へ。元は木屋町三条にあった隠居所を、神社へお参りするときの休憩所として移築したそうです。

瀟洒で凝った造りの建物は近年公開されるようになりました。

瀟洒な建具。波ガラスは再現できないので、近寄って破損したら大変です。

庭に廻る。望楼あり。

二階は貸室として営業しています。茶の間3時間1,300円から。お茶会にも使えます。京都で歩いて疲れて、少し足を伸ばして休むのに如何でしょうか?

なんて営業する私。

本宮までは遠いので河合神社へ。確か鴨長明がこちらの神社の神官だったはず。

20年くらい前、方丈の庵を再現していました。

こちらは美貌の願いが叶う神様。丸い絵馬になりたい顔を描いて奉納します。

桝形商店街に行きます。

前を行く同行者。この後疲れたとベンチに座り込むので、私だけ向こうの端まで行って引き返し、右手の和菓子屋で買い物して解散。もう帰りたいそうで。

私は一人で食事。

美味しかった。

コーヒー付。

こちらのお店。お勧めです。

再び引き返して、結局バスで京都駅まで。後は歩いて西本願寺向かいの龍谷ミュージアムまで。

2/16まで「誓願と願い」展。各地の仏像多数。多くの人が手を合わせてたのかと思うと、その思いがこもっているようなさまざまな様式の仏たち。ヘレニズム文明の影響を受けたバタ臭い仏様多数。中国の仏典は今の日本人が使う漢字。意味はともかくすんなりと読める。改めて、日本が中国文化圏の端に位置することを実感する。

西域仏は本願寺の所有でしょうか。普通のお寺がそんなもの持つわけないので、戦前の大谷探検隊が持ち帰ったのでしょうか。そこのところは見落としました。

ヨーロッパ人がエジプトや西アジアから遺跡の文物を持ち帰ったように、日本でも仏教のルーツを求めて中国奥地、インドへ出かけます。

これは撮影可。トルファン・・・だったかな郊外の石窟寺院の壁画は各国によって持ち去られ、近年復元されたそうです。

鮮やかな素晴らしい壁画でした。と、感動しまくり。仏教文化は幅が広くかつ奥深い。そして肌感覚に馴染むのは私が日本人だから?

再び歩いて京都駅まで。後はのぞみで帰るだけ。昔みたいにハードな旅も難しいので、年相応な旅程にしなければと思い知らされた旅行でした。

ホテルのお菓子と「たねや」のお菓子。

桝形商店街で。おはぎとういろう。

土産物の漬物は高い。地元商店街の小さなスーパーで、住民に混じって、その土地特有の食品を買う。旅の醍醐味はこんなところにありそうです。

海外でも教会などはほぼ忘れているのに、リドルやカルフールなどのスーパーで買ったものは意外と憶えている。ちょっとした買い物が好きな私です。


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