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宮島で絵を描く

2019-12-04 | 絵と山歩き

いいお天気です。宮島へ行って絵を描きましょう。

うーーん、とりあえず多宝塔まで行ってみましょう。そしてさらに西の旅館へ向かう途中・・・

指導票、充実。イヌガシはカシではなくてクスノキ。
 
ハイノキは南方系の木。

コバノミツバツツジ。秋色。

人のいない公園から多宝塔が正面に見えます。

必殺、超高速冬のスケッチ。10分くらいで仕上げて、本日のミッション完了。

大元公園。

冬晴れ。

モミが多くて紅葉もゆっくりと。

落葉多数。

花札的。

ロープウェイ乗り場へのシャトルバス。

紅葉谷。横は旅館岩惣。岩惣の昔の経営者が宮島にモミジの木を植えたそうです。それまではウリハダカエデなどが主流だったらしい。

見頃を過ぎて人は少なめ。

帰ります。

町屋通りから。本日定休日の店多し。

立派な休憩所ができていた。企業の社会還元。

雑貨屋。

素敵な看板。


船で再び宮島口へ。遅い食事します。海のよく見えるレストラン、のはずが。。。

巨大な建造物が目の前に。

聞けば新しいターミナルができるそうです。近年、観光客が増え、雨の日など待つ場所もない状態なのでゆっくり船を待ったり、買い物したり。

海は少しだけ見えます。

一年ぶりの宮島は新しい店もできて、日進月歩。今日は人が少なくて楽に歩けました。絵も描けたし、いい一日でした。

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「シドニー!」 村上春樹

2019-12-04 | 読書

2000年のシドニーオリンピックの観戦記。

村上春樹の本をまた読みたくなってアマゾンで見たら、一番安いのがこれだったので、内容もよく知らずに注文した。私も村上氏同様、オリンピックはどうでもいい人間なので、(そんなこと世間に向かっては言わないけれど)、その村上氏がオリンピックをどうさばくか、興味があって読み始めた。

元は単行本だけど、Numberという雑誌に連載したのが初めかも。何かそんな一文が出て来るし、取材は編集者や現地のコーディネーターらしい人と行動を共にしている。

そもそも、村上春樹は、共同体の行動様式や考え方から最も隔たった場所にいる人物を自分の小説に登場させる作家。

近代文学が、土地や家のしがらみとの葛藤を扱うとしたら、それが終わった時点での寄る辺なさ、が通底するテーマかと思う。

これは上巻で、下巻も読まないと全体の感想は言えないけれど、簡単に思ったことのいくつかを。

競技を見る目がニュートラル。熱くならない。人間の細かな部分を見ている。例えば100メートル走競技、前後に長い静かな時間があり、競技は一瞬で終わり(10秒だあ)、そのあとのアスリートが喜びを表す様子がしっかりと観察され、人間っていいものだなあと読者が(私が)思える書き方。

オリンピックを観察しながら、オーストラリアという国も同時に観察している。

先ずは広いこと。アラスカを除くアメリカ合衆国と同じ広さだそうです。知らんかった。四国に形が似ているので、四国の三十倍くらいかなと思っていた。

山火事が頻発。自然現象なので誰も驚かない。すぐ向こうで山火事、こちらのガソリンスタンドは普通に営業、ってこれにはびっくりした。

熱くならずに淡々と、人間を観察している。そこが読みどころ。下巻も期待したいところです。

実は何を隠しましょう、にほんブログ村というサイトのランキングに、団塊の世代、機織り、そして本のレビューの部門で参加しています。

レビュー部門のOUTポイントは3,337サイト中、ずっと1位だったのに、最近本読んでなくてさぼっていたら数日前から3位に転落。悔しい~。悔しいのでリンクつけておきます。

https://book.blogmura.com/bookreview/ranking/out

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