12/1 朝、一路、一畑薬師を目指すはずが、きのうはあまり気が進まずよく見ていない、今日また朝日の中で温泉街を歩きたいと言うので、神社横の無料Pに車入れて再度見物です。
松江藩のお茶屋あと。庭の遺構。手水鉢も転がっていたそうです。
お茶屋とは藩主が逗留するための休憩所。湯屋跡も復元されていました。
平成になってから発掘調査が行われ、建物の礎石跡に休憩所が立っています。
また、玉造温泉には広島陸軍病院の分院があり、原爆後は被爆した将兵が運ばれてきたそうです。
遠いですね。どこをどう運んできたのでしょうか。合掌。
玉造湯神社
九月は女二人、電車バスを乗り継ぐ旅で時間かかりましたが、今回は車、車で旅行するようにインフラも整備されているようです。特に山陰では車が便利、悔しいけど。
運転しないならツアー参加ですね。それもまたよし。
一畑薬師は宍道湖の北岸、山の上にある臨済宗、妙心寺派の古刹です。ナビに教えられるとおり、松江市内通って、反時計回りに湖の縁を走ります。車少なく、信号もほとんどなく、40分ほどでお寺の駐車場に着きました。
駐車場の先に門前の商店街があります。土産物に軽食、懐かしい眺めです。さらに行くと境内に。
横の方から入る感じになっています。
曇り空。人は少なめ。
地蔵菩薩?
「石仏に冬落剝の続きおり」 剽窃深謝
寄進の灯篭。一畑薬師は目の病によく効くお薬師様だそうです。
石段上がります。
少しずつ近づく感じで、気分が盛り上がります。
境内は無料で参拝できます。こんな素晴らしい紅葉を見せていただき、感謝です。
手前の書院・・・だったかな。
屋根が二層が禅宗様式・・・だったかな。
境内無料なのでパンフはありません。すっきりした印象の建物。
さらに上へ。裏側から車道があるようですが、動ける間は正面から行きましょう。
振り返ると紅葉。
古刹。来し方を反省し、行く末は真面目にと一瞬、思う。
宍道湖が見えます。
広い屋根でソーラー発電できそうですが、もちろんしていません。
小さな仏像を寄進できます。三十三間堂よりうんと小さな仏様がずらりと並んでい澄ます。
帰ります。
この先には、お寺が経営する一棟貸しのコテージもありました。お休み処にはタピオカ抹茶などのメニューも。若い人にも楽しそうな一畑薬師でした。
山が深く、モミジの色づきはゆっくりと。しばらくは楽しめそうな一畑薬師でした。
今度はまた違う季節に行きたいものです。春もいいかもしれませんね。
広島からだと出雲市、または松江までバス、あとは一畑電鉄のバスがありそうです。いつか一人で行ってみたいなあ~
おまけ
一畑電鉄の一畑口駅で、平地には珍しいスイッチバックがあるのは何故?
https://www.ichibata.co.jp/railway/operate/stations/17.html
1944年まで、北へ3キロ余り線路があったそうです。
電車はそこまで行って折り返していたので、廃線後も、宍道湖近くにその名残が。
息子に教えられるまで全然知らなかった私。
電車は新型もあるけれど、線路は古いとか。揺れが半端ないって、行ったはずないのに知っているのが鉄道好きの好きたる所以。
一畑口でバスがお寺に連絡していますが、便数はそう多くないようです。のんびりと次のバスを待つ。昔はみんなそんな旅でしたよね。
昔の一畑薬師駅からの参道は、山の東斜面にあったようで、古くて人の歩いていないような石段が山門から続いています。google mapには古参道の表示あり。
昔はそちらがメインの通りだったことでしょう。