昨日は一日で裂き織り仕上げる。作業時間は合計で4時間くらい。
材料は経糸は綿糸、20番手3本撚りとか、スラブ糸とか手持ち各種。
緯糸がわりに、嫁入り布団の裏面の薄手木綿、泥大島、紬などを裂きます。
昔、京都の骨董市で買った紬の着物。一度も着てなかったので裂く前に着る。
掛け襟だけでは足りず、片袖も少し使う。
昼前、織り始める。展示の後はテーブルランナーの予定。
縁の始末の目印に違う糸を入れる。
前日の旅行でよく歩いて疲れ、午後から爆睡、夕方織り始める。
おっと、ここでご飯の支度。主婦の悲しき宿命。
昨日は何だったかな。。。
小松菜、白菜、揚げの煮びたし。
キノコ入りシチュー。
豚肉の炒め揚げなどなど。
前日の夕食を思い出すのが脳トレに言いそうです。これからも思いついたらやってみましょう。
一人だと時間が自由に使えていいようなものだけど、私のような性格だと好きなことだけして自堕落に流れがち。めんどくさいと思わずいいように考えましょう。
23時過ぎ、完成。
縁が波打っているのは裂いた布をしっかり引いていないから。
いつまでたっても下手な私です。
2mかけて1.4m織れました。
たいていの本には、前後に1メートルの余裕を取るとありますが、もったいないので私は70㎝くらいで考えます。
今回は結ぶ部分もなるだけ短く、糸が開きにくくなっても板杼で目を拾いながら通したので60㎝の廃棄で済みました。
掛けた後でテーブルランナーにすることを思いついたので、窮余の策。
次は何にするか、決めてから織ろうよ、私。計画性が全然ない。我が人生もかくの如し。
せっかく名古屋へ行ったのに、友達には連絡しなかった。
前日まで迷っていて、朝起きたら行く気になっていたのです。これまた計画性の著しい欠如。
残念!残念な私の性格。今度またゆっくり。
いつもお土産はほとんど買わないけど、軽くてかさばらない絵葉書を徳川美術館で。
それぞれ8枚づつで、税込み300円のセールしていた。
絵葉書って、最近は売れないのかもしれません。
関屋。
光源氏が昔、思いを寄せた空蝉と、関所で(逢坂関)とすれ違う場面。
これは12月1日からの展示。
室内の描写がほとんどの絵巻物の中で、屋外の絵は珍しいそうです。
この部分は傷みが激しくて、絵の具も殆ど落ちていたそうですが、わずかに残った部分を解析して、元の絵の具を特定したとか。
修復した絵はきっと、くっきりと鮮やかなことでしょう。
山と雲の配置。向かい合う一行。緑と青の中に、差し色の黄色や赤が効いています。