まるで人目をはばかるように、家でじっとしています。
コロナ禍も収まりつつあり、からりと晴れた秋の日が続くのにこれはちと辛い。
痛みは収まりつつありますが、歩きにくい。
本日昼前には、思い切って自転車で近くのスーパーへ行き、食材の買い出し。
昼休みに帰った夫に、その話したら注意された。
安静にしているのも辛いものです。
とりあえず昼から夕食の支度。
浅い鍋で作り、このままテーブルへ。浅い方が取りやすい。
最後に青菜も入れる。やれやれ。
足りなかったら二つ目を出す。
きょうは友達からもらった名古屋の味噌で。
最近つくづく思うのは親に体質似ているなあと。
いえいえ、若い時はとても細かった私。そこは親と違う。
つらつら振り返るに、
41歳 子宮と卵巣の全摘(良性腫瘍)
69歳 乳腺の良性腫瘍、摘出。
そして今、膝の不調。
母の場合は
50歳 乳がん。
51歳 子宮筋腫。
70過ぎ 膝の不調
80過ぎ 両膝の人工関節手術
母親が乳がんだと娘のリスクは8倍になるそうです。
また良性ながら腫瘍も取っているので検診は欠かせません。
このままでいくと80過ぎて人工関節?
嫌ですねえ。
母の場合、割と大変な手術で時間もかかった記憶があります。歩くようになるまでのリハビリも傍目にも大変のようでした。
そうそう、膝を悪くしたきっかけは母の場合自転車で転んで、翌日から農協の団体旅行で雪の投げ入れ堂に行き、麓の雪道を無理して歩いたからとのこと。
私は40代で息子の自転車に乗っていて足がつかずに転倒、膝の骨折。今回、同じ場所が急に痛くなったのに、そのうち治るはずと旅行、山歩き、街歩きなどしたのが悪かった。
ねえ、この私が。
家でじっとしているなんて。
ふてくされて、午後は二階の明るい部屋で寝転んで本読んで、そのうち少し寝て、これってどこから見ても年寄り。
年寄りは年寄りらしく、人に迷惑かけないように、いえいえ、迷惑かけるのも時には仕方ない。頑張らずに上手に人に頼むのも年寄りの芸のうち。そう思うことにした。
昨夜、夫が冴えない顔をしている。
相続税が心配だそうで。聞くと**円くらいかかるって。自分でざっと計算したらしい。
素人で申告は難しい、プロに頼みなさい。必要な資料を集める、まずはそこから。
現金一括納付、期限は10か月。一週間、一か月なんてすぐ過ぎる。と、言わずもがなのことまで。
相続人の間で大体の話はついているらしい。まずは安心。
その家その家で考え方、やり方いろいろ。私にとっては今回のことはよその家。だから口出ししない。
ああ、それにつけても膝が気に掛かる。親から受け継いだ負の遺産。