緯糸代わりに布を裂いて準備します。
古い大島に古い布団地。
布団は嫁入り布団。まだ一枚残っていました。48年前の布はピリピリと気持ちよく裂けます。
ついでに同じ布団地を落ち着いた赤色に染めてみます。
用意するのは布、ミョウバン、それにアボカド一個。
布はぬるま湯に浸けておきます。
アボカドの皮はちぎって煮出します。(中身は食べておきます)
初め強火、続いて中火で15分くらい。
その液をボウルと鍋に20回くらい交互に移し替えて空気にさらすと、赤い色が出てきました。
20分つけて水洗い。
ミョウバン大2さじを熱湯500ccで溶かし、同量の水を入れて冷まし、15分媒染(色止め)します。
水洗いしてまた染め、同じように媒染します。
染まり具合はイマイチでした。布は薄いので絹かなと思いましたが、濡らすと木綿のようです。植物繊維は染まりにくいそうです。
残った液でシルクのスカーフを染めましたが、これもあまり染まりませんでした。
うーーーむ、草木染は難しいです。
液に浸している合間に本日は綜絖を仕上げました。
千巻を取り付けるのは7日の日曜日に済ませました。
朝6時、千巻箱が外れないのでねじの所を金づちでたたいていたら夫が「何をカンカン叩ている?」と起きてきました。
そんな時間にしなくてよさそうなものですが、やる気が起きたときがその時刻だったので。
いつやる気になるかは、その時になって見ないと分かりません。たまたま日曜日の朝だったので、起こしてしまいました。
本数が少ないので何とか一日で完了。
ちょっとお見苦しいですが。
X機は綾棒を置くところがないので横棒を付けてみました。
染めた布と染めたスカーフは夜になって干したので、出来上がりはまだわかりませんが、たぶんうまく染まってない印象。
さて、どうしましょうか。やっぱり赤い布を裂いた方がよさそうです。