紅葉のきれいな季節、葉が色をためているのをいただきます。
今回はソメイヨシノの落ち葉です。
木から落ちてすぐのきれいな葉を集めて水に浸けておきます。
採集は今月10日ころ。
本日、染めます。
葉を浸けた水は赤茶色に変化。その汁を使います。
あとは媒染用のミョウバンと染色用のインドシルクのショール。ネット通販で買いました。
こちらの本を参考に。
晒し木綿でサクラを付けた液を濾し、40度に熱します。
そこへショールを入れ、40度をなるだけ保ちつつ、20分煮ます。
火を止めて1時間放置。
ミョウバンを湯に溶かして媒染液を作り、ショールを入れて弱火で10分煮ます。
分量は大匙1に湯がカップ1杯半としました。
取り出して冷めたらもう一度染液に10分くらい浸します。
水洗いして乾かして出来上がり。
私はちょっと不安になったので、二回目に染めた後、姑様が持っていた茶色の塩でもう一度媒染しました。
出来上がりました。
もう少し赤みが強いのが希望でしたが、黄金色。
こんな感じで、捨てるつもりだったワンピース、もうしばらく着てみます。
寒くなるのでセーターなど重装備で、足元も冷えないようにして。
しかしまあ、なかなか本のようにいい色に染まりません。
今年は三枚染めました。セイタカアワダチソウはきれいな黄色になりましたが、アボカドの皮は赤くなるはずが地味な緑かがった鼠色、そして今回の黄金色です。
うーーむ、草木染の道険し。
追加。6月ころ、アベノマスクを分解して、玉葱の皮で染めたのを忘れていたので追加します。
一枚になったガーゼはとてもきれいな黄色に、ゴムはこっくりと深みのある茶色に染まり感動しました。
そのガーゼで、違う形にマスクを作りました。
ガーゼはやがて濃いベージュに変化、布マスクは今はしないので、また分解して小さなハンカチに縫い直しました。
政策には???ですが、せっかくのガーゼ、捨てずに使っています。