毎日暑い。35度が続く。夜は昨年まで窓を開けて熟睡していたけど、今年からエアコン入れて、暑いか寒いかで目が醒める。
昼間は暑くてやる気が起きず、しかし一日一行程で少しずつ前へ。
土曜日は筬まで全部通す。
日曜日は芋堀りで疲れて休む。
月曜日、手前に糸を結び付けて機ごしらえ完了。
火曜日。小管に糸を通してシャトルにセット。時間にして10分くらい。ああ、よう働いた。
暑いのでやる気が起きず。
今朝は織り始めたけど、通し間違いが何か所か。やり直すのに時間がかかる。
一本足りなくて後から糸を足したけど、他の場所で通していないのが一本現われた。それで追加の糸は外す。
昼前にここまで。一部間違ってます。ほどきます。なかなか進みません。
しかし少しずつでもしていれば、いつかは終わるでしょう。
織ってみると案外地味。私は組織織り出身なので、派手なことができない。
糸の順番に凝って手間はかかるけど、出来上がりは・・・
一つ仕上げれば、一つ山を越えれば、向こうに新たな山が見えてくる。
機織りとは果てのない旅路。太宰治は「小説書くうち、行くも千里、帰るも千里の平原の真ん中にいることに気が付いて驚いた」と、何かに書いていたけれど、私の場合は行くは万里、帰るのは振り向いたらすぐ後ろ。
私が機織りしなくても誰も困らない。そう見極めてそれでもやると覚悟を決めてこそ、見える景色もあるでしょう。
これを仕上げて街へ売りに行き、そのお金でお米を買って帰らないと子供が飢えてしまう。そのくらいの覚悟がないと、たとえ趣味でもその入り口にもたどり着けないのかもしれませんが、自堕落に流れるのは人の私の常。自堕落な自分をだましだまし。
それにつけても今日の暑さよ。
いつも見ていただいているとのこと、ありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。
ブログ拝見してます
素晴らしいですね。どんなもの織られてたんでしょうか。
糸と糸が絡んで模様ができるのが、楽しいですよね。
私は60歳過ぎてから始めるまで、一度もしたことありませんでした。
下手でなかなか進みませんが、また時々覗いてやってください。
実母は織物が好きでした。
私が子供の頃はよく織っていました。
もう1度下りたいと言っていたのは60代でしたか。
今なら織物教室もあって気楽に楽しめたかもしれませんね。
楽しみに拝見させていただきます。