今朝はこちらを見学していました。地場産業の織物です。完全な手工業、高価です。
9時過ぎに電話して、9時半から伺いたいと急な話にも快く応じていただきました。
バス停の明神木から徒歩数分、静かな住宅街の中にあります。
樹木がたくさん。
一人の方が両方なさっているそうです。
玄関。
ギャラリー。大作から小品まで。
ギャラリー。和室にも敷けるよう、畳一枚の大きさが基本だそうです。
作品はとても買えないので、一筆箋を購入。同行者は右隣りの手ぬぐいを買いました。
和室にも洋室にも合う柄。
細い線を織り出すのは特に技術がいると他所で聞きました。大胆でかつ品のある作品。
今度パリで展示会があるそうです。
隣は工房です。大きな織り機が2台。
お弟子さんの作品。もう8か月織っているそうで、まだかかるとか。
短く切った糸を通し、切りそろえて、さらに白い糸で段を揃えます。型紙は当てずに図案を見ながら織るそうです。前の段に続いているので狂わないそうですが、それも難しそう。
隣は先生の織機。二台とも大きくて頑丈な織り機でした。
工房の大きな掃き出し窓の外は庭です。
雑木が中心、林の中にいるような庭でした。
今日は突然押し掛けたにもかかわらず、とてもいいものを見せていただきました。いいものを見て、自分も少しバージョンアップできたでしょうか。
この経験を活かしたいと思います。