オミナエシ
毎日雨です。雨で家にいると、ばあちゃんもくだらないことから、困ったことまで、ついいろいろと考えてしまうわけで。
今朝は次の機織りの準備しながら、人生に必要なものって何だろうって考えていた。
ほらね、ぼうーーとしているように見えても、ばあちゃんも精神活動いろいろしてるんですう。
先ずは健康。ついで、暮らしていくに必要なだけのお金。たくさんはいらない(持ったことないのであくまでも想像)。
お金は自分で稼ぐなり、稼ぐ人にくっついているなり。私たちの世代では後者が多いと思う。
人生のパートナーは最低二人。一緒に暮らす異性(または同性)一人と、死ぬまで付き合える友達一人。これで充分ではないでしょうか。
パートナーは、真面目で働き者、または家庭の管理、子育てがきちんとできる人。容姿がいい方が連れて歩くとき見栄えがするけど、歳とったら美醜はそう変わらなくなるので、性格重視で。
友達は価値観が似ていて、若い時のいろいろも共有していればなお良し。家族に言えない悩み事も聞いたり、聞かれたり。
子供はどちらでも。子供がいると先で孫にも出会えるけど、それを持たない人に見せびらかすのは厳に慎みたいところ。自分は自分、自分を主語にして語れるものを持ちたいと思う。
その他に、人生の折々に出会う人たちは、気が合えば続いて付き合えるけど、場面が変わって連絡とるのが億劫になったら、無理しなくてもいいと思う。ひととき、楽しくお付き合いできたことを感謝し、いい思い出にする。
長い時間が経って、またそういう人に巡り合うのも人生の贈り物。高校時代の友達に再会するのはこれかな。高校時代、頭のいい人、きれいな人がいっぱいいたけれど、とりあえず健康で暮らしている。そのことだけで、繋がって行けるのも年取ったから。
パートナーは主食、ご飯やハード系の食事パンと同じ。飽きないことが大切。
親友はメインのおかず。おかずも大切。
その他の折々に出会う人は、小鉢とかサラダとかデザートとかかな。その時々でいろいろ替わり、ずっと以前のものが欲しくなったりしながら、人生に色どりと軽い刺激を与えてくれるもの。
子供や孫はオプション。ついのめり込みそうになるけれど、別人格。大きくなるまではいい子に育てる責任があるけれど、社会に出たら別人格。
最近の私は、子供と言うよりも別の大人として息子たちを見ると、それぞれ個性的で面白いのです。それを面白がるのが今の楽しみ。指図はしない。
というか、早くいたわれるようになりたいもの。こういう私なので、からかわれても労われることはほぼありません。
昨日も息子よりメールあり。その膨らんだお腹の弾力利用して発電して、地球温暖化を食い止めるようにと。
私が、夏の間ときどき息とめてCO2排出抑制したので、涼しくなったと自慢したメールへの返事です。
まったく、親子して何しているのやら。