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「豚キムチにジンクスはあるのか」 絲山秋子

2019-09-15 | 読書

マガジンハウスのHanako?に連載していた料理エッセー。

毎回、斬新な材料を組み合わせて独自の料理を作り、その感想も。

この作者は物事はっきり言い、心は豪胆なところがあり、料理もそれらしくて面白かった。作者のイラストも豪胆。

独り暮らしの一人ごはん、何をどう作っても誰にも文句言われない。割り切ってしまえば、大変に羨ましい境遇。

私など、いまだにぐちぐち言われます。まあ無視してますけど。

昼はなるだけ一緒に食べない。お茶準備したり、あれ取って、これ取ってで落ち着いて食べられないから。最近は自分でして、じっと座っていると腰が悪くなるよと夫のため思う優しい妻になっています。

昨年の今頃は姑様の自宅介護真っ盛り。夜は私が作った二人分をお膳に載せ、姑様宅へ運んで一緒に食べる夫。

私は一人で、台所か居間の好きな場所で好きなテレビ番組見ながらゆっくり食べる。

介護期間中はいろいろ思うこともあったけど、今思えば、一人でご飯食べられたのはよかったかな。

一人ごはんの自由さ、何をどう食べてもいいのがうらやましい。

豚キムチとは豚バラ肉をいためて、味付けは基本キムチ。もやしや他の食材も入れ、味を調えて完成というものらしい。うーん、ご飯もお酒も進みそう。

我家では息子たちが来た時には買うけど、普段は辛くて食べない。香辛料の辛さならいいけど、市販の白菜キムチ、なんか塩も多いような気がする。

この本はアマゾンで絲山さんの本を立て続けに注文していたら勧められてかったけど、なあんだ、文庫本の絲的炊事記の親本。それなら読んだわ。文庫化するときにもタイトル替えない欲しい。と思ったけど、また読んでまたおもしろかったからまあいいわ。

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「月島物語」 四方田犬彦

2019-09-14 | 読書

月島の路地。向こうに高層マンション。クレジット不要の素材サイトよりお借りしました。


少壮の比較文化の学者が、ニューヨーク生活を終えて帰国、住んだのは月島で、借りたのは古い長屋。そこでの日々の暮らし、月島の歴史、月島との文学者のかかわり、東京に月島のある意味など、縦横無尽に語りつくした奥の深いエッセィ集。

1990年から1991年まで、全18回に分けて文芸誌「すばる」に連載、のちに単行本になる。

刊行当時、話題になった記憶があるけれど、30年近くたってやっと読む機会に恵まれた。

この本の出た当時から、月島の眺めはものすごく変わったと思うけれど、地域社会の雰囲気は今も基本的には変わっていないと思う。一つには空襲で焼けなかったということもあると思う。

https://tikitiki21.exblog.jp/2141096/

これはさる方のブログですが、夏、お婆さんが通りから見える部屋で昼寝している。。。

そう、夏は開け放して畳の上で寝るのが涼しくてくつろぐ。今やお婆さんとなった私が日々実践していることですが、東京にもそういう暮らしのあることが嬉しかった。

作者が借りた家は下は玄関、玄関わきの2畳、奥の四畳半、台所、二階は4畳半2部屋に物干し。

玄関わきの2畳は建築学的に言うと、台所が通りに面していた時の名残だそうで。共同井戸と七輪の炊事では、台所は外につながっていた方が便利。水道と都市ガスが整備されてから奥に移動したそうで。

なるほど。

家はとっても住みやすそう。一階は、香川県の直島、三菱精錬所の職員住宅みたい。叔母一家が住んでいて、よく遊びに行ったのです。懐かしかった。

二階の四畳半二つは襖外すと九畳の大広間、風通しもいい。階段のちょっとした工夫で、それぞれ別の入り口から部屋に入れるのも工夫。

詳しい間取りが図が本書にはあって、なんか住みたくなった。

月島は1892年にできた新しい土地。たぶん初めは築島と書いていたのかと思う。江戸時代初めにできた隣の佃島とは成り立ち、気風も違うそうです。知らなかった。

作者は近所づきあいをし、祭りにも参加し、月島の暮らしを楽しんでいるようです。

下町ではなく、新開地。人々はあけっぴろげだけど、詮索はしない。いろいろな事情でここへ移ってきた人ばかりなので、いわゆる旧家と言うものがなく、地区の伝統というものもない。その風通しのよさが作者にも心地よさそうである。

でふと、わが地元と似ているなあと思った。

わが地元も、近世以来の広島湾干拓の最終埋め立て地。たぶん明治時代と思う。ここに来るのは、男では戦前の日本で跡取りになれなかった人たち。軍港の周辺に仕事を求め、商機を求めてきた人たちの子孫。細い路地の両側に植木を並べるのもおなじみの光景。

わが舅様も田舎の次男坊で、最終的にはここに落ち着いた。

人の学歴や勤め先を詮索して自分の立ち位置を決める・・・と言う人はわが近所には稀。稀なので目立ちます。そういう人とはお付き合いしないので、私もこの地では多数派。たぶんここで骨をうずめると思う。

一冊の本でいろいろことを考えた。面白かったです。

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洗える着物(激安=108円)を買う

2019-09-12 | きもの

↓でご案内の通り、きょうは着物を衝動買いしてしまいました。

着物は母のお下がりや、その他いろいろあり、自分でも何持ってるか全容は忘れています。

そろそろ整理して、ほどいて洗ったり、捨てたりする予定でしたが、つい出来心でポリの小紋、買ってしまいました。

衣文掛けに掛けるのも、おこがましくてバサッと椅子の背に掛けてみる。

柄はいかにも、生地もまあそこそこ。

汚れたら洗濯機で洗ってくださいと言われて、普段に着るつもりでつい買ってしまいました。

値段は・・・値段は・・・108円でした。

証拠の領収書。ほらね、ちゃんと108円でしょ。

新品でおひとり様一枚のセール中。こちらもゆめタウン二階。最近できた店のようです。

着物は108円だけど、これに合う柄だからと、ポリの半幅帯5万円を強引に勧められ、店員五人に囲まれて3時間も帰してもらえず、というとっても怖いことにはなりませんでした。

108円払ったら品物渡されて、すんなりと帰してもらえました。

まるでキツネにつままれたみたい。

明日になったら、この着物、葉っぱになってませんように。

丁度30歳くらいの全然知らない人が居合わせて、一緒に選んでくれました。

着物好きなんですか?

着ると言うより、この値段だと今日のブログのネタですね。

と言いながら、その方も着物好きのようでしたが、あまりに安いので躊躇しているようでした。

一千万の久保田一竹着ると気分いいでしょう。百万の大島でも、十万の小紋でもその値段相応のいい気分になるでしょう。では108円の着物はどんな気分で着ればいい?

たぶんとっても平常心で。ユニクロ着るみたいに。

きょうは午後から、月に一度の水彩画の日、よせばいいのに私のことだから、108円と早速自慢した。

皆さん絶句。今度着て見せてねと言うところに話は落ち着く。うーーん、外へ着て行く気になればいいけど、今日一日のブログのネタで終わるかも。

夫に値段言うと、普段私のすることをめったに褒めないのに、消費税が高くなる前に買えてよかったと一緒に喜んでくれました。

きょうは一人でなかったので、小さな声でひそひそおしゃべりしながら描いて出来はイマイチ。

なんか武者小路実篤みたいになってしまった。。。。ザクロとかぼちゃです。

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バッグのタッセル(激安)を買う

2019-09-12 | ファッション

少し涼しくなったので、午前中、久しぶりに買い物に行きました。

本日のお買い物。

ラシットのバッグにつけるタッセルチャーム。

正式に買うならこちら。

https://www.palcloset.jp/addons/pal/blog/detail/?article_id=19728&b=russet&shop_code=16038&staff_id=5573

牛皮製とは言え、一つ7,344円。二つなら14,688円です。

ひょえーーー!!先日の神戸激安ツアーなら少し足せば三回行けます。

それで買い物出たついでにこちらを買いました。

カーテンタッセルなので2本で一セットです。

着けてみましょう。

まあこれはこれでいいんじゃないでしょうか。

税込みで、一個162円。

うんうん

いい感じ。しばらくはこれで行きましょう。

バッグはヤフオクとアウトレット出身。これでいいんじゃないでしょうか。

願わくば人に自慢して貧乏くさい女と思われないように。

と言いながら、もっと安い買い物してしまいました。

この話↑のエントリー、洗える着物(激安)を買うに続きます。

ご期待ください。

 

 

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今日も巾着袋

2019-09-11 | 縫物いろいろ

本日、4枚縫いました。全部、チクチクと手縫いです。縫っていると心が落ち着く。

絞り染めのハンカチで。昔、馬籠宿の大黒屋で。島崎藤村生家隣の元造り酒屋…だったかな。

杉玉が上がっていた気がする。当時は土産物屋になっていた。

「初恋」…林檎畑の木の下に、自ずからなる細道は誰が踏みそめし形見ぞと、問いたまうこそ恋しけれ。

細道探したけどなかった。

中山道全体が尾根のルートをたどるらしく、山の中とは言え、見晴らしよくて明るかった。恵那山もよく見えた。

何ごとも行ってみなければ分からない。

シボがすぐ取れて使わなくなっていたハンカチ、見事に復活。

長話、深謝。次行きます。

こちら朝顔柄。サティができたころ買った。

紐は使わなくなったバッグのを代用。

呉服屋の名前などあり。古い風呂敷。

黒くて、夜になったので、糸が見えにくく大変だった。

母実家の親戚筋で、幼時の麻疹の後遺症で失明した人がいた。失明しているけど、和裁で生計立てていると聞いた。

どうやって・・・目が見えなくても針に糸が通せるそうで。で、手探りできちんと着物が縫えてたらしい。訪問着の柄合わせなどはどうしていたのでしょう。

私が小学生の頃の話です。そして一人暮らししていた。人間の能力は無限。そんなことふと考えた。

地元デパートの昔の景品。これは明るい色で縫いやすかった。

紐はちぎれたブラインドの紐を利用。しっかりしていい紐~。

本日の4枚。

昨日からのを合わせて六枚。

好きなの上げるよと言いましたが、要らないそうで。

私もこんなに要らないけど、布とボタン、紐の組み合わせを考えるのも楽しい。

並べてみるとお店みたいで、楽しい。

かくして老いの一日も終わりぬ。

今日の一日が楽しければよし。

この命、何をあくせく、明日をのみ思い煩う。

古を静かに思え。百年ももとせも昨日の如し。

おやまた、藤村が。千曲川旅情の歌だあ。でもまた何でえ~????

 

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巾着袋2枚目

2019-09-11 | 縫物いろいろ

大判ハンカチで作ってみました。

木綿なので扱いやすかったです。

昨日作ったのと並べて。

まだまだ作りたい予感。。。。

いらんハンカチない?作ってあげるけど。

いらないそうです。夫は。便利なのに。

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超簡単・風呂敷で作る巾着袋

2019-09-10 | 縫物いろいろ

機織り終わったので、袋を作ることにしました。

材料、風呂敷、紐、ボタン。

風呂敷を裏返して、対角線の両側から折り、縁をステッチで縫い留めます。

裏返して表面を出し、両脇の布を4枚重ねて、5ミリの幅に縫います。

底にまちを付けます。7センチにしました。

裏返して、袋の口に紐を通す部分を作ります。

紐を通してボタンを付けます。

出来上がり。紐は別のに替えました。

裏。布が二重になっているのでしっかりしています。大判のハンカチでも作ってみたいと思います。

製作時間。手縫いで一時間ちょっと。材料費は家にあるもので、今回は0円。

皆様もよかったらお試しください。

旅行行くとき、大きなバッグの中で荷物を小分けするのに使いたいと思います。

 

 

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超光速・秋のオーバーショット完成

2019-09-09 | 機織り

今朝9時ちょうどに織り上がり。

前後に、展示用の棒を通す平織部分を入れ、柄は105センチくらい。

180センチで整経したので、最後は糸が開きにくく大変でした。

シャトルが通らないので、最後は板杼で。

通し方と踏み方はまた次にまとめて見ます。

きようはとりあえず織り上げてほっとしています。

9/2から準備。9/6から足掛け4日で織り上げました。

一番頑張ったのは土曜日と日曜日。


 

暑いし、昨日、孫のランドセル買いに夫と出かけただけ。

売り場で息子一家と合流

あれでもない、これでもない。

やがて飽きて、お母さんとおもちゃ売り場へ。祖母は一任されます。責任重大です。

決まったので呼んで背負わせます。気に入ったようです。よかった~。即日お持ち帰り~。

お嫁ちゃんの実家へ持って行き、背負って見せるそうです。

まだまだ大きいランドセル。

たまたまお姉ちゃんと同じメーカーの同じシリーズ、先輩としていろいろアドバイスしています。

縁が光る素材出て来ていて、夜道も安心なランドセル。

よかった、よかった。

アイスクリーム食べる一家と別れて帰宅。2割引きの10倍ポイントで、だいぶ安く買えました。

よかった。よかった。

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本場中国料理@基町ショッピングセンター

2019-09-08 | クッキング・ランチなど

ローカル番組で紹介されていたので行くことにしました。

本通りで電車下りて、北へ。広島城のお堀に沿って歩いて行きます。

リーガロイヤルホテルの上に上弦の月が出ています。


行くのは初めて。夜で暗いし、人も通らないし、迷いに迷ってたどり着きました。

基町市営アパート群の真ん中にショッピングセンターはあります。

40年以上前にできた時には、便利でおしゃれな商店街だったはずですが、今は空き店舗多く、番組によると、中華の店だけが元気よくて、密かな人気だそうです。

こちらの店へ行きました。かろうじて空いていた席に座り、注文します。

こちらはランチ。お買い得。


注文は中国人が聞きに来ます。日本語も大丈夫です。

中国語、日本語併記のメニュー。おいしそうなので注文します。

夫はこういうのが好きです。

冷たいマンゴージュースがおいしい。

朝から開いてるそうで、こちら朝食メニュー。

番組では揚げパンを紹介していました。

豆乳に浸して食べるそうです。

揚げパンと言えば、スペインにはもっと細い揚げパンがありました。食べなかったけど。

早餐はどれも胃に優しそう。

 


店内、中国人のお客さんがほとんど。隣の席の中国人男性四人組、とてもいい飲みっぷりに食べっぷりです。

骨付きマトンを煮込んだ鍋など、珍しいものを食べています。

「羊の鍋、食べたことある?」と私達には日本語で話しますが、お互いや店員さんとは中国語で。

当然ながら、全くわかりません。

中国へ行かなくても、中国の雰囲気たっぷり。

中国で普通に食べている料理だそうで、日本風にアレンジしたものよりも中国人の口に合うのかも。

焼き餃子とか

わおう、大盛りの八宝菜。味はアッサリでもなく、濃くもなく、特別な調味料使っているわけでもなく、食べやすい。

豚足コリコリ。こちらはあまり食べるところない。

醤油味。

こんなのもあります。

パイナップルを刳り貫いた中に盛りつけた酢豚。

インスタ映えしそう。

これも頼んだけど、食べられるかな~

こちらもボリューム満点。

完食するのが大変だった。

豆腐と、鴨の血を固めた鴨血豆腐。味はレバーと同じ、歯ごたえがないだけ。

四川風でちょっと辛い。

いゃあ~お腹いっぱい。

中国人が多くて、こちらでは日本人は少数派。日本にいて、中国旅行している趣き。

なかなか遠いけど、またいつかきっと。

 

 

 

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乳がん検診の結果を聞きに行く。

2019-09-06 | 日記

一週間前に、一年ぶりの乳がんの個別検診受けました。

今回から医療機関を替えて、新しいところへ。

細胞診の結果を今日聞きに行きましたが、良性で、経過観察、半年後に受診とのことでした。

二年前には念のために生検までしましたが、今回はいいそうです。

また、生検という名の日帰り手術かなと思っていたので、ひとまずはよかったーーー。

9月も遊びの予定いろいろ、病院なんて行ってる暇ないもん。

先生によって、意見が違うのかもしれませんが、癌もそんなに急に大きくはならないはずなので、半年後、もし当たりくじ引き当てても、せいぜい1期かな。

私の叔母は手かざしの宗教にはまっていて、宗教で乳がん治すつもりが治らず死にました。

20年くらい前です。気休めまで私は否定しないけど、気休めだけに頼らず、ちゃんと医者にかかるべきでしたね。誰が何と言っても聞かなかったのです。

がんになったら誰でも動揺します。医療は忙しくて心のケアにまでなかなか手が回りません。そこに、怪しげな民間療法や宗教のはまり込む余地があります。

でも、私はもしがんになっても淡々と治療するだけです。

姑様も14年前に乳がんに。でもあわてず騒がす、立派な態度でした。あれを見習うつもりです。

 

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機織り、織り始め。

2019-09-06 | 機織り

昨日までに機拵え終え、午前中から織り始めました。

手前の平織は、展示用の棒を通す部分です。

織り始めて通し間違いに気が付き、平織のところは解かずに緯糸を切って外し、柄になって気が付いた間違いは逆に踏んで解き、まあ、もたもたと。

でもまあ、間違いなおしたので、あとは順調に行くはずです。

頑張れば10時間~15時間くらいの作業量でしょうか。「夏と冬」というタイトルです。

教室の先生に連絡したら、また皆さんで集まって展示を見たあと、ご飯食べようと言う運びに。

嬉しいなあ~

今は皆さん織りはやめていて、遊びの時だけ集まる。集まると以前のノリでノリまくる。

もう怖いものありません。願わくば、あまり騒々しくならないことを。

私は通っていたころ劣等生で、やめてからやっと面白さが分かり、はまっています。

展示は17日から六日間、県立美術館で。絵画がほとんど。機織りは私だけです。

お時間ありましたら、覗いてみてください。入場料は無料です。

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本日、誕生日

2019-09-05 | 日記

別に何もしないのですが、備忘のために書いておきます。

どこか食事にでもと思ったけど、最近、どこへ行っても若い人ばかりだし、まだまだ暑いので、服着て、靴履いて、バッグ持つのがめんどくさい。

子供の頃はどうしてたかなあ。

私はちらし寿司が好きなので、母が作ってくれてた。質素な時代です。

高校の頃は休み明けの実力テストが返却されていた日々。当然楽しいはずがない。

高校の時、ほんとに遊びまくっていましたもんね。

真面目に勉強したのは最後の一年だけ。一年生の時の生物なんて全然覚えてないので、化学のクラスにしたんですよね。文科系は理科は生物の子がほとんど、化学は少数。でも大人数の学校なので、何とか一クラスはできた。

二年生の終わり、一人だけ化学志望だったので、先生がわざわざ、間違いではないかと確認されたほど。

化学は二年生ではまだ半分しか終わってなくて、三年の二学期まで新しいこと習い、それから受験勉強ですから不利と言えば不利。

その頃は当然センター試験なんてないので、志望校の一発勝負。国立だと一期と二期に分かれていて、二つの学校に出願できた。今の前期後期のイメージですか。

行かんなあ、話がどんどんずれていく。

周りがみんな大学行くので、大した考えなく、将来の見通しもなく進学。いろいろあって、今に至る。大学に今の夫(前の夫と言うのは存在しませんけど)がいたのが、人生の摩訶不思議。ほんとに、草原につくしが生えているように、そこに立っていた。

よくもまあ、こんな年になったものです。でもまあ、もう少しこの世を楽しみ、時には若い人の手助けもしながら過ごしたいもの。

初秋の風吹き始める季節、また一年、気持ち新たに頑張りましょう。

 

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機織り、9/4は綜絖まで

2019-09-05 | 機織り

9/4は粗筬を仕上げ、千巻を作って綾返し、織り機に取り付け、綜絖に通す。

綜絖通しはあと少しで終わりそうで、うまくいけば9/5中に織り始められそうです。何ごともなければ一週間くらいの作業量。

搬入まで足掛け12日、頑張れ、私。

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理想の葬儀とは

2019-09-05 | 随想

と言うようなことを昨日は夫と話した。

義理で来てもらいたくないので、本当に近い親族だけで執り行う。

香典、供花は貰わない。

僧侶も呼ばない。

要するに、簡単に、親しい人だけでお見送りする。と考えているそうです。

誰のとは言いませんが、たぶん姑様、そして遠い将来の(そうであることを願う)自分を想定している模様。

お経は私が上げればいいそうで。

えっ!!

あんた、お経得意じゃろですって。

何を隠しましょう。いいえ、隠しませんとも。

わが実家では、寺でもないのに、毎夜、真宗の正信偈と、御文章各種、家の仏壇の前で唱えていました。全部終わるとだいたい30分はかかる。

小学一年生のころ、意味も分からない長いお経は退屈で、最後の方で漢文からやまと言葉になり、南無阿弥陀仏繰り返すところからがまた長い。

最後の四行、願以此功徳・・・往生安楽国で本当にほっとしていた。

それから御文章、これは二つくらいをセレクトして。

退屈なのに頑張っていたのは、毎夜、祖父がお小遣いを5円くれたから。今なら50円くらいの価値でしょうか。音頭取りだと10円、初めはもっぱら私だったけど、弟が字が読めるようになるといつも10円と言うわけにはいかなかった。

お金につられてお経上げていた私。

と言うようなことを、先日の通夜の席で思い出していた。

実家と同じ宗派なので、久しぶりに聞く正信偈は、なんだかとても懐かしく、しみじみとした。

それを私にさせようって。。。。

通夜は家でしたいそうです。

えええっーーー

じゃあ、あの部屋、片づけてね。それにビルの四階まで、どうやってお棺運び上げるの。

お茶出しは私?

湯呑出して、お茶淹れて、洗って、それも私?

近所で手伝い合う習慣がなくなっているので、結局家でするのは無理と、夫は気が付いたようです。

今、介護施設にいる姑様、一度家に連れて帰りたいと思っているのでしょう。その思いは尊いけど、業者にお願いして、なるだけ簡素にと言うあたりに落ち着きそう。

こんな煩悩まみれの私のお経では成仏できるはずがない。でも、ちょっとやってみたい気になったのも事実。

これはわが栄光の記憶(自慢話)なのですが、小学一年の冬休み、頼まれて、亡くなったばかりの隣のお婆さんの枕元で「白骨の御文章」読みました。旧仮名遣いに知らない漢字も多いのですが、家でよく唱えていたので、空で言えたのです。お経の本は持って読むふりだけしていました。

あのまま行けば賢い人間になったと思いますが、そこはそれ、5円につられてという不純な動機のため、そして生来の安きに流れるこの性格のために、今はこのありさま。


当地では市営の火葬場に付属して、直葬の施設もあるそうですが、あまりに簡素だと寂しくなるので、まあ私の場合は常識の範囲内で。お経もお坊さんに。自分の葬式に自分でお経上げられないし。


先日は久しぶりに親族が顔を合わせ、いい感じでした。私は生前に葬式して、みんなと楽しく飲み食いしつつ、送られるのもいいなと今ふと思った。何か、楽しそうじゃないですか。

 

 

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超光速・秋のオーバーショット

2019-09-03 | 機織り

午前中、絵付けのアトリエに、先月の作品を貰いに行ってすぐ帰宅。

整経終わって、午後から粗筬(仮筬)、今度は展示するし、失敗してやり直す時間的余裕もない。

自作の綾返し不要の粗筬は今回使わず、卓上機の筬で代用。

生川の糸、色が好きです。

生成りはいつも欠品、別の糸を使う。太さが似ているのでまあまあいいかな。

午後2時、今日はとても蒸し暑いし、ここまで来てもう疲れてしまった。しばしの休憩。


このあと仕事は早めに切り上げて、お通夜に。私も参列予定。

私はめったに葬式行かないので、夏用の喪服(洋服)が肩パット入りでとてもレトロ。

でももう、夏もの売ってないと思うので、今回はこれで。

着物は・・・着物着て、喪主に間違えられても行けないし。(当地では配偶者がいると長男が喪主になることはないけど、それも家によって事情はいろいろかも)

夫も白いワイシャツを急きょ買い、お念珠は冬の喪服のポケットから出て来た。やれやれ。

遠くなので、ガソリン入れたり、あちこちと連絡とったり、夫も忙しそうでした。

いつも間際に着くようなので、今回は余裕をもって出かけることにしました。

明日は、糸を織り機に取り付けるまでをしたいけど、この蒸し暑さ。どうなるかなあ~。

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