マガジンハウスのHanako?に連載していた料理エッセー。
毎回、斬新な材料を組み合わせて独自の料理を作り、その感想も。
この作者は物事はっきり言い、心は豪胆なところがあり、料理もそれらしくて面白かった。作者のイラストも豪胆。
独り暮らしの一人ごはん、何をどう作っても誰にも文句言われない。割り切ってしまえば、大変に羨ましい境遇。
私など、いまだにぐちぐち言われます。まあ無視してますけど。
昼はなるだけ一緒に食べない。お茶準備したり、あれ取って、これ取ってで落ち着いて食べられないから。最近は自分でして、じっと座っていると腰が悪くなるよと夫のため思う優しい妻になっています。
昨年の今頃は姑様の自宅介護真っ盛り。夜は私が作った二人分をお膳に載せ、姑様宅へ運んで一緒に食べる夫。
私は一人で、台所か居間の好きな場所で好きなテレビ番組見ながらゆっくり食べる。
介護期間中はいろいろ思うこともあったけど、今思えば、一人でご飯食べられたのはよかったかな。
一人ごはんの自由さ、何をどう食べてもいいのがうらやましい。
豚キムチとは豚バラ肉をいためて、味付けは基本キムチ。もやしや他の食材も入れ、味を調えて完成というものらしい。うーん、ご飯もお酒も進みそう。
我家では息子たちが来た時には買うけど、普段は辛くて食べない。香辛料の辛さならいいけど、市販の白菜キムチ、なんか塩も多いような気がする。
この本はアマゾンで絲山さんの本を立て続けに注文していたら勧められてかったけど、なあんだ、文庫本の絲的炊事記の親本。それなら読んだわ。文庫化するときにもタイトル替えない欲しい。と思ったけど、また読んでまたおもしろかったからまあいいわ。