昨日まででした。去年から撮影自由、SNSで発信OKになりました。
パッチワークキルトの図案は参考にはなっても、実際に作らないと意味がない。たぶん。それよりも催しを宣伝してほしいのでしょう。
会場、大勢の人。材料の販売も充実。女はいつの時代も手仕事、縫物好き。でも作るのは大変なので、この私も見て楽しみます。
最初の作品。和布多数。
すっきりまとまったデザイン。
サラダがテーマ。布は一部染めたのかも。
ひときわ目立つこの作品。
正方形の布を繋いでいます。色の数だけ染めるようです。
昨年はオバマ前大統領でした。
懐かしのこぎん刺繍。昔流行った。
確か東北地方で、傷んだ布の補強のための刺繍。暮らしの中から生まれた手仕事です。
幾何学的。織り込むのではなく、一枚の布に刺して柄を作る。
三浦百恵さんの作品。
最近キルトの本を出して、とても売れているそうです。
拡大。全部手縫いなのが素晴らしい。一年くらいかかるのでしょうか。
ここからは一部だけ写します。
地縫いがとても細かい。
藍染めの布ばかり集めて。縞や更紗、絞りなど技法いろいろ。古い布もこれで生きる。
百恵さんの先生の作品。
単純な六角形だけど、離れて見ると動きのあるモチーフが見えてきます。
ハワイアンキルト。ブルーと白。さわやか。
赤と白のコントラストがすっきり。
色数たくさん。白を多用し、抑えた色調でうるさくない。
一つの世界を表すのは曼荼羅のようでもあり、ペルシャ絨毯のようでもあり。
メルヘン。
華やか。
クレージーキルト。面白い。いろいろな布が隠れている。
何をどう表現してもいいのがバッワークキルトのようです。
富士山と鳳凰。これ以上おめでたい柄はちょっとないのでは。
どこに飾っても目を引くことでしょう。
お細工もの。縁起物の熊手。
鯛。
縮緬の着物。人形柄(小さい柄)の縮緬はいまや貴重品。
かわゆい~
来年のひな祭りにはこんなの縫いましょうか。
肩上げと腰上げがかわゆい~
福猫勢ぞろい。
クッション。これなら作れそうに思う。作らないけど。
海がモチーフの刺繍。
これ持ってどこへ行く?どこへ行ってもそれはきっと極上のリゾート。
昔のアランドロンみたいな若者が海辺で待っている・・・という妄想炸裂。
ほっこり暖かそうな手提げ袋。これなら作れそう。作らないけど。
これも素晴らしい。
白一色の勝負。全部手縫い?
信州でアトリエを構えるキルト作家の工房再現。
ストーブがあって、好きなものを置いて好きなことをする。時間がゆっり流れていく。究極のぜいたく。
こんなお宅らしい。
いいなあ。白樺の木にベランダ。小鳥がさえずり、秋には風が心地いい。
いいなあ。うらやましいなあ。
きょうは美容院の帰り、姑様の施設に寄り、昼ご飯食べさせた。あまり詳しくは書けませんが、自力だけでは食事はできなくなっています。でも食欲はあり、元気です。施設では4番目の高齢者だそうです。109、101、98とまだ先輩がいます。
介護保険のない時代だったら、どんなに大変だったことでしょう。長男の嫁としてはしみじみ有難い。施設もかかりつけの大病院も徒歩圏内。街中のありがたさです。
信州での暮らしはあこがれだけに留めて、これからもこの街中で生きて行きましょう。
手仕事するのは自由な時間があるということ。
それが何よりも豊かな証。
これからは自由な時間が何よりの宝物。毎日を大切に、ていねいに暮らしたい。そう思える手仕事展の展示でした。
最後の作品。これならなんとかできそう。しないけど。
機織りは織り始めるまではめんどくさくて大変だけど、織り始めたら早い。
パッチワークキルトは根気よく、息をするみたいに飽きず慌てず。
その豊かな時間を鑑賞するものかもしれない。