My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

父からの手紙

2009-02-08 01:52:59 | 読んだ本

父からの手紙 小杉健治

ものがたりは・・・

家族を捨てて、阿久津伸吉は失踪した・・

てっきり他に女ができてだと・・

思っていたが・・・ほんとは違う・・

残された子供、麻美子と伸吾の元には、誕生日ごとに父親から手紙が届く・・

10年がたち、結婚を控えた麻美子を不幸をおそう、なんと婚約者が死体で発見された。

そして弟が容疑者として逮捕される。

この危機的な時に、なんとかしようと麻美子が動き出すが・・その中でどんどんと父親の隠された秘密があきらかになっていく。

最後はほんとにどんでんがえし!二つの線が一つにつながってさいごは意外な結末が・・

一気に読んでしまいました。

それにしてもこの父親の愛情というのが底知れぬものだなと・・・

そういえば・・手紙を娘に書いたことは今までなかったなあと、娘から小さいときに手紙をもらったことはあったけど・・

これから娘に手紙を書くことはあるのだろうかなと・・ふと思ったが・・

たぶん・・今までどおりメールですませるんじゃないかな(笑)

なんとなく・・いまさら手紙をかくというのはなんか照れてしまうよな・・・
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信長の棺

2009-02-08 01:52:05 | 読んだ本

長の棺 加藤廣

信長が本能寺の変でなくなった、・・・

なくなり方が今まで自分の認識は・・・

一般にいわれるとおり、明智光秀の信長に対する鬱憤、恨みなどの私情によるもので、比叡山の焼き討ち、家康を供応する際の叱責 ついには丹波の領地から石見、出雲への転地、秀吉の毛利攻めの援軍・・・

老の坂で「敵は本能寺にあり

そして最後は本能寺に火をはなち、信長は最後は自害して果てる・・・・

というのが今までの自分の認識でもあり、また世間一般にいわれてる通説でもあるわけですが

この本を読んで今までの自分の歴史認識には大きな間違いをしてたのだなと気がついた。

一体信長の遺体はどこにいったのであろうか?歴史の本でこれを述べてるのは今までなかった、

なぜ信長はあまり大きくない本能寺を選んだのか・・・なんと近くに信長が支援していた南蛮寺があり、なんと本能寺と地下でつながっていたとは!

秀吉が高松城の水攻めから一気に山崎まで戻ってこられたか・・・信じられないが秀吉はすでに光秀が信長を討つという情報を得ていたと思われるとのこと、これには完全に信じられないが、事実としたらこれはびっくりだ・・・でも実際問題あれだけの勢いで中国から戻ってこられるのは難しいといえば難しい・・・

徳川家康も疑わしいとのこと・・堺にいた家康が迅速に三河に戻ったのも疑問

読んでるうちに、目からうろこが落ちたとはこのこと

いや・・・ほんとにまいりました。
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