かしい人びと
内海隆一郎
短編でひとつのものがたりは20P~30Pの短いものがたり
勤め先の上司にほのかな恋心を抱いた子持ちの女性
定年を迎えた日に、別れた妻に花束を届け、感謝の気持ちを伝えた男
子供たちがいなくなった家でインコをかすがいに生きる老夫婦・・
などなど・・・・
日常のなにげない一こまを描いたものがたり
読んでみてどの物語も渇いた心にしみわたるような感じ
ほんとにこころが温まる、強い人ではない、普通のひとびとのものがたり
だれもがある日常のものがたり
ほんとにこの本は読んでいて癒される。