My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

池袋にて 世界報道写真展へ行く

2015-07-11 20:28:29 | ミュージアム


世界報道写真展・・・

これはいかなければ、10年ほど前に報道写真展のロバートキャパ展にいった。

かなりの衝撃的な写真もあった、報道のリアルさ・・

土門拳のヒロシマとかもリアリティで原爆の怖さを伝えてくる。

報道写真はとりわけ戦争、紛争の恐ろしさを伝えてくる。



毎年開かれてる、現代写真美術館は今回は改装中のため

東京芸術劇場のギャラリーで開催された。



ここにくるのはキースのコンサート以来だ・・



毎年オランダで開かれる世界報道写真コンテストで受賞した150点の写真を展示

普段ニュースとかでは見ることのできない現実を見ることができる。

入場料は800円



リビアからの難民をイタリア海軍に保護された・・

この小さなボードにこれだけの避難民が・・



トルコ、イスタンブールで機動隊と反政府デモで負傷した女性・・

今回多かったのはウクライナ紛争の写真、とりわけオランダ航空墜落の写真は壮絶であった・・

シートベルトのまま落下した死体、民家の中に落下してきた死体

おそろしいほどの現実の写真。

西アフリカのエボラ出血熱の報道写真も衝撃的だった・・

現代社会の問題の部では

中国の大気汚染、土壌汚染の実態を恐ろしいほどの汚染ぶり

写真は言葉もなくても訴えてくる・・・

戦争の恐ろしさと、おろかさを訴えてくる。

こどものうちからこんな写真を見せるべきではないか・・

いや大人をもこういう現実から目をそらすべきでない。

思考停止した頭には写真から頭に血を流すのがいいかもしれない、ひとごとではない

ウクライナ兵の戦争で銃弾にたおれた戦士の死体の写真もあった。

これが将来の自衛隊員、国防軍、の将来の姿だということを目でみないといけない。

ネウヨや戦争オタクなんかはこういう現実が見えないのだろう、彼らにとって生命の大事さ

はわかっていない。

世界はアンダーコントロールされていない。



芸術劇場の天井絵





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