世界報道写真展・・・
これはいかなければ、10年ほど前に報道写真展のロバートキャパ展にいった。
かなりの衝撃的な写真もあった、報道のリアルさ・・
土門拳のヒロシマとかもリアリティで原爆の怖さを伝えてくる。
報道写真はとりわけ戦争、紛争の恐ろしさを伝えてくる。
毎年開かれてる、現代写真美術館は今回は改装中のため
東京芸術劇場のギャラリーで開催された。
ここにくるのはキースのコンサート以来だ・・
毎年オランダで開かれる世界報道写真コンテストで受賞した150点の写真を展示
普段ニュースとかでは見ることのできない現実を見ることができる。
入場料は800円
リビアからの難民をイタリア海軍に保護された・・
この小さなボードにこれだけの避難民が・・
トルコ、イスタンブールで機動隊と反政府デモで負傷した女性・・
今回多かったのはウクライナ紛争の写真、とりわけオランダ航空墜落の写真は壮絶であった・・
シートベルトのまま落下した死体、民家の中に落下してきた死体
おそろしいほどの現実の写真。
西アフリカのエボラ出血熱の報道写真も衝撃的だった・・
現代社会の問題の部では
中国の大気汚染、土壌汚染の実態を恐ろしいほどの汚染ぶり
写真は言葉もなくても訴えてくる・・・
戦争の恐ろしさと、おろかさを訴えてくる。
こどものうちからこんな写真を見せるべきではないか・・
いや大人をもこういう現実から目をそらすべきでない。
思考停止した頭には写真から頭に血を流すのがいいかもしれない、ひとごとではない
ウクライナ兵の戦争で銃弾にたおれた戦士の死体の写真もあった。
これが将来の自衛隊員、国防軍、の将来の姿だということを目でみないといけない。
ネウヨや戦争オタクなんかはこういう現実が見えないのだろう、彼らにとって生命の大事さ
はわかっていない。
世界はアンダーコントロールされていない。
芸術劇場の天井絵