このきれいな文庫のカバー
2011年の震災から5年と3け月がすぎた、いまだに福島はどうしようもないしまだ何十年かかるかもわからない
東北の復興も進みはしてるがまだまだみちなかば
この本を読んで一度震災の時に戻ってみたい
物語は、東日本大震災の爪痕が生々しく残る東北地方の小学校に、神戸市から応援赴任してきた教師 小野寺徹平
かって阪神大震災を小学教師として経験し、妻と娘を亡くした。
こころに傷をおった子供たちとそして父兄たちと、本音の交流を通して、被災地が抱える問題と向き合っていく。
クラスに福島原発で父が働く東電社員のこどもが引っ越してきた、こどものこころの中はつぶれそうなぐらいにいっぱいいっぱい・・
若い女子教師は隣の学校に勤務していたが、避難するときにひとりの女の子を失った、こころの傷がまだまだいえない
ボランテアと地元民との関係や、さまざまな人との交流や傷がえがかれている。
読んだ後に少々感動する、これはおすすめです。
昨年もいったけど、今年も福島にいってみよう・・・