東京からの日帰りで高速バスの中で一気に読みました。
なんと素敵なタイトルなんでしょうか
ローカルバスの終点へ・・・・
北海道から九州までローカルバスの終点の記録とそして興味深かったのが終点あたりの
宿泊の旅館や民宿
商人宿ぽいところや、田舎の家の延長のような宿 とりあえず村に一軒の宿というところ
が多くて、贅沢なところはひとつもない 寅さんが泊まるような宿ばかり
自分もそうゆう宿に泊まるのは好きです、豪華な温泉旅館には泊まろうかという気には
ならないのです。
酒田で泊まった若浦屋旅館はよかったなと思いだしました、気さくな女将さんと海の幸
大きいかますがでてきたのが感激でした、小さい旅館でした漁港のそばにあります、窓
からは漁港が見える、また泊まってみたい・・・
この本、京都のところで国鉄バス周山・鶴が岡線がのっていました
母親の実家に子供のころ行くのに、よくのっていったバスです、今は笠トンネルや
中川トンネルができて時間は周山まで40分ぐらいでいくのでしょうが、こどものころは
トンネルができるまでは峠を思い切り登って・・落ちそうな感じになるぐらいの絶壁を
バスがすすみ、たしか1時間半はかかったのだろうと思います。
そして周山から上黒田行きに乗り換え、20分ほどいったところが母親の実家でした。
まったくのローカルバスです・・・
いつからこうゆうバスに乗らないようになったのか・・
学生のころは山登りにいくのには必ずローカルバスでいったものです。
京都では三条から朽木へ京都バスにゆられて花折峠を未舗装の急な登りを登り
朽木まで2時間以上かけていったものです
旅心を誘う本でした、読んで旅にでたくなった・・・
それも有名な観光地ではなくて、なにげないバスの終点のような集落
そして一件の小さな旅館
まさに旅です、旅行とは違いますね、なんとなくニュアンスが
旅行というのはなにか観光地を巡るイメージで何人かでいくイメージ
友達とのお話と親睦がメインで有名なところだけをガイドブック見ながらいくと
いうイメージ
どうも自分はそんな旅行というものは好きではありません
ひとり気楽に旅をしたいと思うのです。