里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

㊗一力碁聖が天元位を奪取し二冠達成

2020年12月17日 | 暮らし

囲碁の一力遼碁聖が昨日行われた第46期天元戦第5局を制して、碁聖に続き二冠を達成しました。
碁聖奪取時にも記録しましたが、ヘボ碁を少々たしなむ小生としては、やはり今回も記録すべき歴史的出来事と思いました。これまで本県出身の有望若手棋士ということで、陰ながら声援を送ってきました。
本県出身の一力二冠は碁聖奪取時にマスコミにも取り上げられ、県の表彰も受けられたので、囲碁を知らない人にも県内では広く知られるようになったと思います。
碁聖奪取後、今秋は国際棋戦でも活躍するなど好調で、期待は一層高まっていました。
今回、第一人者の井山三冠を破ってのタイトル獲得ですから喜びもひとしおでしょう。これまで五度のタイトル挑戦をことごとく跳ね返され、今回も、先勝するも先に角番に追い込まれたときには、正直難しいかと思ったものでした。それだけに一ファンとして嬉しい限りです。
一力二冠は碁聖戦の主催者の一社、当県地方紙の社主の御曹司で、かつ今春大学卒業後、同紙記者として活躍していることでも知られます。
碁聖奪取時には、同紙に大々的に報じられましたが、今回も、同紙にどのように報道されるのか興味深々でした。残念ながら我が家では購読していないため、またまたコンビニから調達してきました。
さすがに一面トップではありませんでしたが、中央に大きく取り上げられていました。
社会面にも大きく紙面が割かれています。


大きな殻を打ち破った一力二冠。
次は棋聖、名人、本因坊の大三冠目指して頑張れ!

あまいキャベツあまみさき

2020年12月17日 | 畑:葉菜類

「あまいキャベツあまみさき」。
これはトーホク種苗の秋キャベツの品種名です。
収穫を始めてもう2ヵ月になります。まだ大分残っています。
近くに栗の大木があるため大量の落ち葉です。


種播きは7月13日で植え付けは8月10日。7月の天候が悪く、育苗日数の割に小さいズングリ苗の植え付けとなりました。植付け後も干天続きで大変でしたが、欠株もほとんどなく、その後は順調に生育しました。


この「あまいキャベツあまみさき」という品種を作るのは2年目です。
タキイ種苗の「初秋」を長く作っていましたが、昨年この二つの品種を作ってみたところ、「あまいキャベツあまみさき」の方が玉張りが良く、食味も悪くなかったことから今年は全てこの品種にしました。


今年の「あまいキャベツあまみさき」も生育が旺盛です。最初は80~90%結球の1.5キロくらいから穫り始めましたが、11月以降のしっかり結球した状態では、ほとんど2~3キロの大玉のキャベツになっています。


昨年は今頃僅かながら裂球するものがありましたが、今年は全くありません。


この品種の触れ込みは「馬力があって大玉になる良食味品種。寒さにあたると極めて甘くなる」というものです。
本格的な寒さを迎えて、確かに甘味も増しているようです。少し葉は変色の傾向が見られますが、何の問題もありません。千切りでも軟らかくおいしく食べられます。


タキイ種苗の「初秋」と違うのは外葉が大きく、少し垂れ気味になること。これが土寄せの時などに少し気になります。肥料を少し抑え気味でいいのかもしれません。
こちらは冬キャベツ。


トーホク種苗の「寒玉キャベツ」という分りやすい品種名。
こちらは欠株も全くなく順調な生育です。


すでに完全に結球しています。
最近の低温で寒玉らしいアントシアンの紫色が出てきました。


まだ手つかずですが、まずは秋キャベツの収穫が先決。
収穫は年明け以降になります。
それにしてもキャベツの市況も甚だ安い。
当地、昨日は初積雪となりました。一旦溶けたものの、今朝は再び雪が降っています。野菜の価格も少しは持ち直すか。