我が集落内に庚申碑、念仏句供養碑などの古碑群があります。
この度、この古碑群の修復を終えました。
色々と確認する作業に時間を要し、かつ仏事が入ったため記録が遅くなってしまいました。
少々長くなるので、二日にわたり記すことにします。
まずは修復のあらましについて。
古碑は全部で8基ほど。
これらの古碑が東日本大震災で、倒れるなどの被害がありました。
有志により応急措置はしたものの素人には修復不可能で、不完全なままでした。
その後も何度か地震があり、被害が拡大することが懸念されていました。
行政などに対応を要請したものの、同様な案件は多数あるとのことで無理と分りました。
住民の関心も低いのが実態で、自治会での取り組みも望めない状況にあります。
そこで有志、と言っても3人ですが、経費を拠出し修復することになりました。
この度、馴染みの石材店に依頼し、懸案の修復が出来ました。
当日は、立ち会いを兼ね若干の手伝いをしてほしいと要望があり、小生ともう一人が参加しました。
小生も都合で若干遅れての参加です。
一番奥の1基は念仏句供養碑ですが、これはほぼ終わっていました。
これらの古碑が東日本大震災で、倒れるなどの被害がありました。
有志により応急措置はしたものの素人には修復不可能で、不完全なままでした。
その後も何度か地震があり、被害が拡大することが懸念されていました。
行政などに対応を要請したものの、同様な案件は多数あるとのことで無理と分りました。
住民の関心も低いのが実態で、自治会での取り組みも望めない状況にあります。
そこで有志、と言っても3人ですが、経費を拠出し修復することになりました。
この度、馴染みの石材店に依頼し、懸案の修復が出来ました。
当日は、立ち会いを兼ね若干の手伝いをしてほしいと要望があり、小生ともう一人が参加しました。
小生も都合で若干遅れての参加です。
一番奥の1基は念仏句供養碑ですが、これはほぼ終わっていました。
倒れたものを我々が人力で中途半端に引き上げていたもの。
チェーンブロックで一旦持ち上げてから、真っ直ぐに立て直し修復されました。
チェーンブロックで一旦持ち上げてから、真っ直ぐに立て直し修復されました。

職人さんは、旧知の二人で、若く仕事もスピーディー。
一番の大物の庚申碑(青面金剛碑)。
これが横向きになっていました。
下半身が重く倒れなかったことが幸いでした。

一番の大物の庚申碑(青面金剛碑)。
これが横向きになっていました。
下半身が重く倒れなかったことが幸いでした。

テコだけで動いたのは、さすがプロの技です。


モルタルで固定。

これは後ろ向きに倒れていたものを人力で途中まで引き上げ、後ろに杭を打って支えていました。

これは横向きになり、奇跡的にバランスを保って立っていたもの。

これが何故倒れないのか不思議でした。
よくよく見ると、鉄の心棒が入っていました。

古碑に心棒が入っているのは珍しいと言います。

無理に真っ直ぐにせず安定する所で固定してもらいました。

これは頭が欠け落ちていたもの。

強力接着剤で固定。

修復が完了。まずは一安心といったところ。

明日は古碑群そのものについて、改めて記したいと思います。