プール育苗の稲は種播き後6日目。
発芽が揃ったところで、薬剤灌注と覆土の補充を行います。
発芽したばかりの苗は直射に当たると焼けることがあるため、屋根には遮光シートを掛けてあります。
まずシルバーポリトーをはずします。
発芽が揃ったところで、薬剤灌注と覆土の補充を行います。
発芽したばかりの苗は直射に当たると焼けることがあるため、屋根には遮光シートを掛けてあります。
まずシルバーポリトーをはずします。

後で、再び掛け直すのでハウスの両サイドに寄せておきます。
ラブシートを剥ぎます。
ラブシートを剥ぎます。

綺麗に発芽が揃いました。

ここまで気温が高く、無加温でも順調に発芽しました。
作業としては前日でも良かったかもしれません。
当地のような寒冷地の無加温育苗では発芽が一番の問題。
このくらいに揃えば文句なし。第一のハードルはクリアです。
無加温育苗では発芽に時間がかかるため、どうしても覆土の持ち上がりは起きやすい。
作業としては前日でも良かったかもしれません。
当地のような寒冷地の無加温育苗では発芽が一番の問題。
このくらいに揃えば文句なし。第一のハードルはクリアです。
無加温育苗では発芽に時間がかかるため、どうしても覆土の持ち上がりは起きやすい。

ここで、薬剤の灌注をします。
本当は播種時にやってしまいたいところですが、灌水量との兼ね合いが難しい。
本当は播種時にやってしまいたいところですが、灌水量との兼ね合いが難しい。
無事発芽を確認したこの時点で行っています。
用いるのはタチガレン液剤。500倍液を1箱に500CC。
用いるのはタチガレン液剤。500倍液を1箱に500CC。

ジョウロで灌注します。
このジョウロは10Lなので、1回20箱分になります。

違いが分りにくいですが、これが灌注後。

消毒済みの床土で、種籾も消毒しているので、おそらく省略しても問題ないはず。用心の薬剤灌注です。
これまでプール育苗で病害が発生したことは一度もありません。
薬剤の灌注をすると、覆土の薄いところの種もみが、より見えやすくなります。
このような所は種もみが隠れるように、覆土の補充をします。
薬剤の灌注をすると、覆土の薄いところの種もみが、より見えやすくなります。
このような所は種もみが隠れるように、覆土の補充をします。

覆土補充後。

極端なものはないので、やらなくても何れ目立たなくなりますが、これも念のため。
薬剤灌注と覆土の補充が完了です。
再びラブシートとシルバーポリトーを掛け直します。
薬剤灌注と覆土の補充が完了です。
再びラブシートとシルバーポリトーを掛け直します。

この状態を3、4日保ちます。
これで薬剤の効果も安定し、苗の生育が揃い本葉1枚が展開するくらいになるでしょう。