画仙紙 半切1/3

シュウカイドウは、春に咲くハナカイドウと花が似ていることから名付けられたらしい。
我が家には両方ともにあります。
正直なところ小生の見る限りあまり似ているというイメージはありません。
色合いだけは似ていると言えるでしょうか。木本と草本ですから咲きぶりも大分違います。
勢いの良いシュウカイドウは背丈がかなり高くなり、葉も大きくなります。
そんなシュウカイドウが少々邪魔なくらいあったのですが、ここ2、3年かなり少なくなりました。
環境が変化したということなのか、他の植物に負けているようです。
シュウカイドウの特徴と言えば花も葉も非対称なこと。
花びらは4枚ですが、大きな花びら2枚と小さな花びらが2枚。もっとも大きな花びらは萼らしいので非対称とは言えないのかもしれません。
葉は1枚の葉っぱの左右が非対称で、中心の葉脈から見ると片側が大きく片側が小さい。
特徴を捉えて描くと、いびつな葉で変だと思われはしないかと心配になります。