里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

早生ハクサイの収穫を始める

2022年10月19日 | 畑:葉菜類

早生ハクサイの収穫を始めました。
8月16日に直播きしたもの。
品種はトーホク種苗の「郷秋60日」。


概ね順調で、早生ハクサイにしては揃って大株になっています。


気温が高過ぎ、僅かながら腐敗(軟腐病)が出ました。
収穫までの目安の日数から言うと、今年は結球が少し遅れ気味です。
気温が高かったことと、大株になったからだと思いますが、その分大きな球が穫れそうです。


腐敗が増えるかと心配しましたが、さすがに最近は高温にはなっておらず、その後は出ていません。
ここ2、3年の様子を見ると、この品種は腐敗に強いようです。
かつて若干発生したことがあるホウ素欠乏や石灰欠乏なども出ていません。
今、全体的には8分結球といったところ。


手で触って確認し、結球の進んだものから収穫します。
これくらいから穫り始めないと、後で追いつかなくなります。
結球が進んでいるこの株を穫ってみました。


早生ハクサイとしては大きさは十分。2.5㎏あります。


切ってみました。


黄芯系ハクサイらしい綺麗な色になっています。
まだ100%結球までには至っていません。これががっちり結球すれば3㎏クラスになりそう。
こちらは中晩生種のハクサイ。


品種はトーホク種苗の「郷秋80日」。
8月25日に直播きしたもの。
揃いも良く生育は概ね順調。追肥土寄せの効果も十分なようです。


葉が立ち上がり、結球始めの気配が見えてきました。


あまり大株に成り過ぎないよう株間を狭くしています。その分畝間が埋まってきました。
当地方ではハクサイが穫れるようになれば、秋冬野菜の季節到来です。