今年の稲刈りは無事終了しました。
今年のイネは田植え後から全般に好天、特に7、8月は異常な高温で成熟が2週間は早まりました。
おそらくこれまでで最も早く、9月5日頃にはほぼ成熟期に達していたと思われます。
しかし、今月2週目は一転雨続きで、当地方で刈り取りが始まったのは9月10日くらいからです。
例年のイネ刈り時期が習慣化しているためか近隣で本格化したのは先週末。
我が家のイネも一段と黄ばみ、すぐにも刈り取りしたいところでした。
一見したところ悪くなさそうに見えてきました。しかし、高温障害への懸念は拭いきれません。
強い雨で徐々に倒伏するイネが増えています。
幸い刈り取りに支障を来すほどの倒伏にはなっていません。
一番倒伏しているのがこの田んぼ。今のコンバインなら大丈夫でしょう。
それでも雨や風でこれ以上倒伏が進むのは心配です。
刈り遅れによる品質の低下も懸念されます。
かつては我が家も刈り取りから調製まで全て自前でやっていました。
しかし、作付面積も減少、我が家の規模では今の機械や施設は高額すぎ更新は困難と言うもの。とても採算に合いません。
そんな訳で、しばらく前から刈り取り調製の作業は懇意にしている農業法人に委託しています。
当法人は当地方では最も規模の大きい法人の一つ。ライスセンターは乾燥機大小6機を装備。
しかし、作付面積も減少、我が家の規模では今の機械や施設は高額すぎ更新は困難と言うもの。とても採算に合いません。
そんな訳で、しばらく前から刈り取り調製の作業は懇意にしている農業法人に委託しています。
当法人は当地方では最も規模の大きい法人の一つ。ライスセンターは乾燥機大小6機を装備。
前代表が小生と同年代で、今は息子さんが代表になっています。
ご家族とは昔から公私ともにお付き合いをしている間柄なので安心して任せられます。
早く来てほしいと思うのが本心ながら、そちらの都合でいつ来てもらってもよいと話しています。
ご家族とは昔から公私ともにお付き合いをしている間柄なので安心して任せられます。
早く来てほしいと思うのが本心ながら、そちらの都合でいつ来てもらってもよいと話しています。
昨日ようやく暫くぶりで安定した好天になり、刈り取りしてもらえることになりました。
コンバインのオペレーターは当法人の前代表。未だバリバリの現役でテクニックはピカイチ。
今年は干天で落水後に田んぼはよく乾いため、その後の再三の雨にもかかわらず大勢には影響ありません。
コンバインは更新したばかりの最新型。冷暖房完備のキャビン付き高速6条刈りで価格は最高級外車並、いやそれ以上か。
スピードは凄まじく早い。
毎年、小生も法人の軽トラックで運搬の手伝いをします。
我が家の田んぼなどたちまち終了です。
刈り取った後の田んぼ。
何しろ大型機械の上タンクには10a分の籾が入るので、重量も半端でない。
例年ならキャタピラーのわだちが酷いのですが、今年は乾燥状態が良くずっと軽微。
それでもこの程度のところはあります。
毎年のことながら田んぼにイネがなくなると寂寥感が漂います。
まずは一安心と言ったところですが、結果はどんなものでしょう。