当地、今年は空梅雨です。
6月からここまでおそらく最少の降水量と思われます。
遅い梅雨入り当日に僅かばかり降っただけで、土中に染みこむような雨は一度も降っていません。
そして気温が異常に高い。
例年なら、当地方は梅雨期にヤマセを心配するのが常、それが日照りとはどうなっているのか。
そんな暑い季節に涼しげに感じられるのは青や紫の花。
そんな暑い季節に涼しげに感じられるのは青や紫の花。
庭とは言えないようなところに咲いていますが、先週から今週にかけ撮ったものを纏めてみました。
まずはムラサキツユクサ。

3カ所ほどにあり、これは畑の一角。株立ちになっており、よく倒れてしまいます。

その名の通り露に濡れた時の紫の花は風情があります。

ラベンダー。

ここはかつてラベンダーのコーナーを作ろうとかなりの数を育苗して植えました。
20数年経って最後に残ったのはたった2株。1株だけは大株になりました

満開の花にアゲハチョウが蜜を吸っています。

オオバギボウシ、と言うか食用にしているウルイの花。

ごく薄い紫ですが、切り花にして生けるのも悪くありません。

キキョウ。

早くも咲き出しました。
株立ちになっているキキョウです。
年々咲くのが早まっている印象。沢山の蕾があり、長期間咲いています。

カンパニュラ。

細々ながらも咲いており、間もなく終わるところです。
和名は風鈴草。キキョウとホタルブクロの中間のような姿です。

残り花のシラン。

殆ど終日日陰になっているためここだけが遅くまで残っています。

この季節、青や紫の花と言えばアジサイ。

我が家のアジサイは非常に色付きが遅く、これだけが比較的早く咲きます。

古くからのアジサイらしいアジサイとも言えます。
色付きの悪いアジサイ。

次第に色付きますが、最後まで半端で終わるものも多い。

ガクアジサイ。

これは比較的色付く方です。

こんな具合で終わるガクアジサイもあります。

アジサイの花の色は土壌のpH(酸度)で変わり酸性ならば青、アルカリ性ならば赤とよく聞きます。
しかし、この辺りの土壌は大概の場合は酸性なので、そう単純なものではないのかもしれません。