6月に一斉収穫し、乾燥していたタマネギ「ネオアース」を全て室内に取り込み、長期貯蔵に入りました。
乾燥は、作業場の下屋に広げて並べ陰干した後、2通りの方法で乾燥してきました。
当地、今年は全くの空梅雨で晴天日が多く、例年に比べると格段に乾きが早い。
こちらは大玉のものをコンテナに並べて風通し良い状態で乾燥したもの。
当地、今年は全くの空梅雨で晴天日が多く、例年に比べると格段に乾きが早い。
こちらは大玉のものをコンテナに並べて風通し良い状態で乾燥したもの。
年々この方法で乾燥する割合が多くなってきました。大玉でも吊しのように落下する心配がありません。
茎が根元までしっかり乾いているか根がカラカラになっているかで乾燥状態を確認します。
取り込む前に茎を切ります。根はカラカラに乾いており気にならないのでそのままで大丈夫。
こちらは一般的な方法、茎を2、30㎝付けてひもで縛り竿に吊し乾燥したもの。
多少光りが入り込むため、少し緑化しているものが出ています。このままにしておくのは良くない。
根がカラカラに乾いています。
貯蔵中に腐敗が出るのは殆どの場合、乾燥不十分のまま沢山重ねて貯蔵するからです。
茎の付け根を触ってみれば乾燥状態がよく分ります。ここまで乾燥すれば問題ありません。
調製の作業は助っ人がやってくれると言うので頼みました。
貯蔵はやはり風通しが良いところが間違いはありません。
スペースの関係でコンテナに入れたまま少々重ねました。この乾燥状態なら問題ないでしょう。
この中晩生種「ネオアース」のメインは何といっても貯蔵。
この品種はとにかく貯蔵性が抜群で萌芽が遅い。来春まで食します。
大玉の比率が高いのもこの品種の特徴です
一般的に大玉は貯蔵性が劣ると言いますが、乾燥さえ十分ならあまり関係ないようです。
それでも、一応特大玉は早めに消費するようにしています。
それでも、一応特大玉は早めに消費するようにしています。
また、この品種は肌が綺麗で貯蔵中に美しい狐色になります。
まだ薄皮がうまく剥げませんが、この特大玉もいい色になってきました。
もちろん腐敗が出ないとは限らないので貯蔵中のチェックは必要です。