画仙紙 半切1/3

今冬、ナバナ類の一つ「寒咲花菜」は大幅に遅れて盛りが2月下旬から3月にずれ込みました。
真冬に穫れるので寒咲きですが、だらだらと穫れて通常の花菜と変わらない時期に穫れているわけです。
花菜は蕾の状態で菜の花として店に並ぶことも多く、菜花(なばな)でも出ており甚だ紛らわしい。
面倒なので小生はアブラナ科(十字花科)植物のトウを食するものを纏めてナバナ類と称しています。
ナバナ(菜花)や花菜(ハナナ)は誰にでも馴染んでいるとは言えず、菜の花なら子供でも分かります。
但し、菜の花となればやはり花が咲いてからということになるでしょうか。
蕾のうちに食べる花菜も放置しておけば花が咲いてきて菜の花になります。
菜の花は生花用として用いられることもありますが、これは多くは観賞向けに育成された品種です。
今回水墨で描いてみたのは生花用菜の花。丈が伸びやすく葉の縮れが多いのが特徴です。
それでも生花用だろうが、花が咲いていようが食べられないわけではないのでやはり紛らわしい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます