里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

秋ダイコンは順調も秋ニンジンは不調

2024年11月18日 | 畑:根菜類

今年ダイコンは2回に播いています。品種は何れも「耐病総太り」。
シンクイムシ(ハイマダラノメイガ)対策もあって早播きは止め、1回目は8月26日の種播き。
いわばこれが秋ダイコン。


種播き後から土寄せ時まで不織布をべた掛けしており、虫の被害は防げています。
秋ダイコンは肥大の良さそうなものを10月末から穫り始めました。
今は何れも同じくらいに太り、どれを穫っても支障なくなっています。


畑が粘土質なので根は曲がりやすく、抽根つまり地上部により伸びやすい。
こちらが2回目に播いたいわば冬ダイコン。9月9日の種播き。


順調に太っています。12月の収穫で冬囲いにもするので急ぎません。


秋ダイコンを引き抜いてみます。粘土質の土が一緒に付いて抜けてきます。


曲がりはあるもののまずまずの太り。尻まで肉が付き「耐病総太り」らしくなってきました。
洗ってみます。


肌は綺麗です。一方のダイコンはかなり長大になっていました。
「耐病総太り」の最大の長所は長大になっても殆どス入りの心配がないこと。
まだ気温が高いですが、もう少し気温が下がってくれば一層味が乗ってくるでしょう。
こちらは秋ニンジン。


ニンジンは2回に播いています。1回目が7月19日、2回目が8月10日。
品種はいずれもトーホク種苗の「黒田5寸陽彩」。
今収穫しているのが1回目に播いたこの秋ニンジンです。


10月20日頃から穫っていますが、残念ながら不調。
気温が高く茂ったところに結構雨が降ったため腐敗が出ました。
葉や茎が大分枯れ、勢いが悪くなりました。


種播き後4ヵ月近くになるので一番姿がよくなる頃ですが回復しません。
奥の方が2回目に播いた冬ニンジン。


やや茂りすぎ傾向ながら勢いがよくこちらは順調。やや進んでいるように見えます。
こちらは12月からの収穫予定で一部は囲いに回るので急ぎません。
秋ニンジンを抜いてみます。


長さはそれなりながら太りがよくありません。
洗ってみます。


尻の太りが悪く、本来の姿からはほど遠い。これからどのくらい太ってくれるか。
本数は沢山あるので、気にせず穫り続けるしかなさそうです。





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