蔓なしサヤインゲンが収穫盛りです。
4月28日に我流の省力直播きしたもの。
強風で傷められダメになったものも若干あります。そこで前回記したように簡易な支柱をして倒伏を防いでいます。
強風で傷められダメになったものも若干あります。そこで前回記したように簡易な支柱をして倒伏を防いでいます。
これで収穫もしやすくなりました。
また、枯れた下葉を整理し、莢が見やすくなるようにしています。
7月早々から穫り始め、一挙に盛りとなりました。
僅かに早めに穫り始めたのがこちらの「さつきみどり2号」
また、枯れた下葉を整理し、莢が見やすくなるようにしています。
7月早々から穫り始め、一挙に盛りとなりました。
僅かに早めに穫り始めたのがこちらの「さつきみどり2号」
タキイ種苗の品種で、今や蔓なしサヤインゲンでは古典的な品種となりました。
ほぼ2本立てになっています。上から見ると葉が茂っているため莢は見にくい。
横から見るとこのようになっています。
ほぼ2本立てになっています。上から見ると葉が茂っているため莢は見にくい。
横から見るとこのようになっています。
蔓なしサヤインゲンは一挙に成り込むのが特徴ですが、この品種は特に顕著。
葉を少しかき分けてみると。
葉を少しかき分けてみると。
数日前がピークだったようで、猛烈にぶら下がっていました。
今は大分少なくなっていますが、それでもこのくらい成っています。
こちらがカネコ種苗の「スーパーショット」。今年3年目になります。
「さつきみどり2号」より僅かに遅いようです。
「さつきみどり2号」ほどの一挙の成り込みではなく、多少ピークがなだらかな印象です。
「さつきみどり2号」ほどの一挙の成り込みではなく、多少ピークがなだらかな印象です。
ぶら下がっている莢の数は凄い。
この品種の特徴は綺麗な莢の姿。莢の色も濃い。曲がりが少なくストレートで収穫もしやすい。
いずれにしても、蔓なしサヤインゲンの収穫は太く短くが特徴。次の蔓ありサヤインゲンに繋げる役割です。
これが蔓ありサヤインゲン。順調のようです。
これが蔓ありサヤインゲン。順調のようです。
助っ人が穫った蔓なしサヤインゲン。半分を置いていきました。
左が「さつきみどり2号」、右が「スーパーショット」。
分りやすく少なくして並べてみると、姿の違いが一目瞭然です。
「さつきみどり2号」は蔓ありのケンタッキーワンダーに似たタイプ。我が家では昔から作っています。
ケンタッキーワンダー型は莢が長く少々ごつごつし曲がりがあってドジョウインゲンとか尺五寸とか言われます。当地の方言では親子ササゲや親孝行ササゲ。
「さつきみどり2号」はケンタッキーワンダーを少し小型にしたような姿で、当地方では馴染みやすい。
「スーパーショット」は曲がりが少なく、ストレートの綺麗な姿で色も濃い。
しかし、一見硬そうに見えます。
穫るのも調製するのも楽なので出荷する際は有利に感じるかもしれません。
見た目ではこちらに軍配を上げる人が多いと思います。
現在、多く出荷されている品種は何れも規格が揃うこちらのタイプが主流になっているのも頷けるでしょう。
さて、食味となるとどうでしょうか。
サヤインゲンの用途というと煮物、揚げ物、和え物など何れも美味しいですが、シンプルに味わうならやはりお浸し。
率直に言えば「さつきみどり2号」に軍配です。「スーパーショット」はやや硬い。
サヤインゲンの用途というと煮物、揚げ物、和え物など何れも美味しいですが、シンプルに味わうならやはりお浸し。
率直に言えば「さつきみどり2号」に軍配です。「スーパーショット」はやや硬い。
しかし、これは慣れもあり、ゆで加減にもあります。この2種に食味で差をつける人は多分少ないでしょう。
むしろ先入観のない人は「スーパーショット」が使いやすいと感じるかもしれません。
平莢と丸莢となると相当に違いがありますが、同じ丸莢ではその違いは微妙と言えます。
過日、ume724さんが丸莢のサヤインゲンの蔓ありと蔓なしについて興味ある投稿をされておられました。
蔓ありサヤインゲンについては収穫時期になったら記したいと思います。
むしろ先入観のない人は「スーパーショット」が使いやすいと感じるかもしれません。
平莢と丸莢となると相当に違いがありますが、同じ丸莢ではその違いは微妙と言えます。
過日、ume724さんが丸莢のサヤインゲンの蔓ありと蔓なしについて興味ある投稿をされておられました。
蔓ありサヤインゲンについては収穫時期になったら記したいと思います。
ありがとうございます。
「さつきみどり2号」と「スーパーショット」、同じつるなしでもずいぶん違いますね。
農家の人口が減ってしまった今、
育てやすく、収穫と調整の手間がかからないというのも
品種改良の重要なポイントになっているのでしょう。
一方、私は在来野菜にも興味がありますが、種を守り、育てている人はみな70歳以上です。
市場に出回らない、品質が安定しないところが魅力の野菜は
失われてしまうのかなぁと悲しくなります。
また、この度は拙ブログをご紹介いただき、大変恐縮しております。
ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
年々作る側も売る側も経済合理性が強くなっているようですね。
そして品種や技術もそれに対応せざるを得なくなっているのが現実なのでしょう。
昔のことを語るのも小生の世代くらいまでなのかもしれませんね。
貴ブログからは食に関わり広範に勉強させてもらっています。もっとも実際に食すことができないのがとても残念ですが👍