画仙紙 半切1/3
紅花を墨彩画で描いてみました。
紅花はそれほど出回らないので、実際に見る機会は少ないと思います。
以前に水墨で描いていますが、花の雰囲気は墨彩の方が分かりやすいかもしれません。
過日、当県南部の村田町で紅花の出荷を始めたとニュースで報じていました。
小規模ながらも栽培は続けられており、もうそんな時期かと思って見ていました。
生産者の方が今年は例年より1週間から10日早いと話されていました。
紅花と言えばやはり山形。県の花にも制定されており、栽培も多いと聞きます。
かつて、村田町は紅花や藍の集散地で、商人はそれを江戸や上方へ運びで財をなしたと言います。
現在も多数残されている店蔵は当時の名残で、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
紅花は花や萼がとても面白い形をしています。咲き始めは黄色、そしてオレンジから赤へと変化します。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます