里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ピーマンのふところ枝を整理し支柱を上げる

2022年08月22日 | 畑:果菜類

今年のピーマンは植付け時に花芽が殆ど見えない苗だったのでスタートは遅れましたが、7月早々に穫れ始め7月下旬からは最盛となりました。
品種は「京みどり」。


毎年懸念するエソ系のウイルス病も、ここまでくれば大丈夫。
勢いは非常に良い。今年は気温が高いため枝が伸びました。


まずは簡易な整枝を行います。「ふところ枝」の整理です。
「ふところ枝」とは株の内側に向かって伸びている枝のこと。
ピーマンは花芽が着くたびに二本に分枝するので放置すると枝が混んできます。
上から覗き込むと混み具合が分ります.。


「ふところ枝」を間引きます。
中心に立てた支柱が見えるようにするのが目安。


1株でこのくらいの間引き量となりました。


「ふところ枝」を整理すると、光線が中まで通り実の肥大が良くなります。
風通しが良くなり、病害虫予防にも効果があるとされます。
次に誘引支柱を上げます。
誘引は畝の両側に立てた廃材の横パイプを上げていく簡易な方法で行っています。
誘引支柱を上げるのは今回で3度目。
横パイプに枝を誘引止めしなくてもパイプに枝が密着すると枝は動かず、垂れ下がりません。
フックバンドを完全には止めていないので、軽く叩くだけで簡単に上がります。


この後も、パイプを上げるのでフックバンドは完全には止めません。これで問題なく持っています。


反対側の横パイプも上げました。高さ7、80㎝に上がったでしょうか。


実の成りもより見やすくなりました。多少の枝折れなどは分枝が多いので気にしません。


追肥はマルチの裾を少したぐり上げ、切りわらを敷いて速効性肥料をバラまいています。


非常によく穫れており、勢いも良いので長期の収穫が期待できそうです。


トラブったのは1本だけ。茎にズイムシが入りました。萎れが出て気付きました。
フキノメイガと思われます。茎に針金を通しスプレイ薬剤で退治。枯れてはいません。



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