里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

悪条件下で冬キャベツの植付けをする

2024年09月04日 | 畑:葉菜類

冬キャベツの植え付けをしました。
最近になりしばしば降雨があり畑の状態がよくありません。
待ってもまた降られるのも困るので無理を承知の作業となりました。
畑の方は半月以上前に苦土石灰を全面散布、10日ほど前に元肥の肥料を帯状に施用し耕耘しています。
水分過剰ですが植付け前に再度ロータリー耕耘しました。
雑草がポツポツと見えてきたので、耕耘しないと雑草が蔓延ります。
帯状全層施肥した位置に目印線を付けます。


管理機を使用し、多少でも土が細かくなるよう逆転ローターで畝立てします。


鍬でならしてかまぼこ形の畝に仕上げます。


畝間は広めの80㎝。
強粘土質なので乾けばごろ土が酷くなるのは目に見えていますがしょうがありません。
これが植付ける苗。


徒長しており、よい苗とは言えません。
品種はトーホク種苗の「寒玉キャベツ」。
当地では真冬のキャベツが通称「寒玉」なので分りやすい名前の品種です。
雪中甘藍としても使えます。
ここ数年この品種を用いています。欠点はあるものの大玉になるのが利点。
種播きは盆の入りの8月13日。
49穴の連結ポットに播きました。
ホーラーで植え穴を開けます。水分が多いので全く崩れません。


株間は30㎝と少々狭め。広くすると大きくなり過ぎます。
植え穴に害虫予防の粒剤を施用。


今回の苗は根鉢もイマイチ。若干根崩れしています。


植付けました。


植付け終了。見るからに頼りなさそうですが、何時もこんなものです。


乾燥防止と土の固まるのを和らげるため切りわらを敷きます。


ここで、また雨。
ブロッコリーも植付けてしまおうかと思いましたが、順延です。
これは3週間余り前に植付けた秋キャベツ。


これは苗不調のため追加で播き1週間ほど前に植付けた秋キャベツ。


大分差が付いてしまいました。