里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

里山の秋は萩とコスモス

2021年10月04日 | 野山

里山の秋の花と言えば、萩とコスモス。
萩はピークを過ぎました。今年は例年より少し早いようです。
数日前が満開で見頃でした。


県花がミヤギノハギなので、萩の花は県民に親しまれていると言えます。
我が家の庭に萩は植えていません。全て自然に咲いている萩です。


山にある萩はやや日陰にあるものが多く、少し遅れているかもしれません。
この辺りには、立ち性のヤマハギは無く、みな枝が垂れるミヤギノハギです。


しかし、以前、仙台市野草園に行った際、センダイヤマハギという萩も自生していると知ったので、少し自信がなくなりました。
萩が生えるのは主に山裾。


園芸種は花数が多く色も鮮やか、豪華で見応えがあります。
それに比べると、自生の萩は素朴ですが、それがいいところ。




立木に埋もれるように咲く萩。


山道の側に。


地面につきそうに垂れた萩。


こちらはコスモス。


盛んに咲いています。
これらは最初は播いたものが、次第に野生化したと言っていい。


真夏から咲いており、実に長い間咲いています。
萩は当県では県花なので、秋の花の代表格に挙げられますが、全国的には?。
コスモスは、全国的にも秋の花として上位にランクされるのは確実。
我が家の入り口。


色は4種。
濃いピンク。


薄いピンク。


白。


濃い赤。


庭の外れのバラスにも。


道路のアスファルトにも。


土手にも。


和名は「あきざくら」。
コスモスの茎は細く、葉は糸のように繊細。
至る所に咲いており、コスモスが風に吹かれる様子は日常的過ぎるくらいですが。
里山の秋の風景に無くてはならない花です。



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