里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

我流プール育苗~追肥をする

2019年04月22日 | 水稲プール育苗


 水稲の種まき後2週間となりました。 
 プールに水を入れて5日目です。順調に生育しているようです。
 東西の育苗ハウスなので、南側のサイドビニールに一番近いところの伸びが必ず少し遅れます。気温の関係でやむを得ません。
 写真では分かりにくいかもしれません。



 あと1週間もすると分からなくなるのですが、何となく気分がよくないので、この1列だけ箱を反転させます。これで生育差はなくなります。



 反転したのが分かるでしょうか。
 ちょっと見には気づきませんが、よく観察すると、何箱かほんのわずか葉先が焼けたのがあります。シルバーポリトウで密閉していた時に新葉が伸びて密着し、高温で焼けたのではないかと推測します。
 今日は、追肥をしました。
 プールの水がちょうど床土の表面が現れる程度に減っているので、追肥にはちょうどいいタイミングです。


 追肥には液肥が便利なのですが、我が家には昔購入した硫安が大分残っているので、それを使います。
 マニュアルによると硫安は進められていません。、硫安は濃度障害を起こしやすいので注意する必要があるのです。
 プール育苗を始める前に普通の育苗をしていた時の使用量は1箱当たりN成分で1g、硫安現物で5gが標準でした。プール育苗をするようになってからは、硫安現物で1~1.5gです。現物200gを100lの水に溶いてじょうろで散布します。


 散布した後は軽く散水します。後は、プールに常に水を張っている状態を保てば問題ありません。乾くと肥料濃度が高い状態となって障害を起こす心配があるので、常時床土の上まで水があるように入水します。
 ただ追肥した後2日間くらいはあまり水は入れず、床土の上に少し水が上がる程度に保って、肥料を床土に定着させます。





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