里山悠々録

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シュンギク摘み取り栽培に不織布を掛ける

2021年12月16日 | 畑:葉菜類

シュンギクが旺盛に生育しています。
今、側枝(わき芽)を盛んに穫っているところ。
品種は茎が立ち、摘み取り栽培に向く「中葉春菊」。
10月半ばから抜き取り収穫を開始、10月末から摘み取り栽培に移行しました。
11月中に主枝(親茎)の摘み取りはほぼ終了。
11月下旬から側枝(わき芽)の摘み取りを行っています。
生育は近年でも一番。


主枝(親茎)は2芽で切るようにしているので太くて良い側枝が穫れています。
沢山わき芽を残すと本数は多くなっても品質が低下します。
かなり収穫したはずですが、穫っても穫っても旺盛に伸びてくる印象です。
隙間がなかなか見えません。

毎度のことながら、ここに至ると株間をもっと広げておくべきと痛感。
摘み取りは丈が20センチくらいになった頃です。軒並み摘み取り適期になっています。
さすがに冷え込む日も多くなり、伸びは抑えられるようになってきました。
この株の側枝を穫ってみます。太く理想的な側枝です。


中心に主枝の穫り跡があります。
側枝を、2芽残して摘み取ります。


切り取りました。


別の株で。同様に2芽残して切ります。


切り取り後。すでにわき芽が大分伸びています。


この辺りを少しまとめて摘み取ってみました。ようやく隙間が見えてきました。


わき芽が伸びて、これが孫茎となりますが、これをものにするのは露地ではなかなか至難。

シュンギクは茎が太く葉もしっかりしていることが大事です。
このようなシュンギクなら文句はありません。


ただし、これから厳寒期に向かいます。
ホウレンソウやカブに比べると、低温にはずっと弱い。
まだ沢山残っているので、不織布を掛けて凍害を抑えてみようと思います。


多少の低温に当たることで耐寒性は増すのでタイミングを見ていました。
これはべた掛けというわけにはいかないので、トンネルにします。
これでどの程度持ちこたえられるでしょう。



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