里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

種播き晩限を越えて播き直した早生ハクサイは完全結球

2023年12月12日 | 畑:葉菜類

ハクサイは11月半ばから中晩生種を収穫しています。
本来は10月中から早生のハクサイを収穫しているところでした。
例年なら12月に入っても早生種の収穫が続いていることが多い。
ところが、今年は早生ハクサイがシンクイムシ(ハイマダラノメイガ)で壊滅しました。
これがその時のもの。

虫は拡大してみないと分らないくらい小さい。


おかしいとは思いながらも初めての経験なので、気付くのが遅すぎました。
当地のハクサイの種播き晩限は9月初旬。それも冬囲い用に8分結球程度のハクサイを播くくらい。
と言っても我が家で9月に入ってから播いたことはありません。
こんな状況の中、9月11日に早生ハクサイの播き直しを試すこととなりました。
小玉になるのは承知の上で、結球しやすい早生種を選択。
早生種なら一定の枚数が確保できれば気温に反応し結球するからです。
種が残っていた「錦秋60日」を使用しました。
種播き後はずっと気温が高く、11月に夏日を記録したほどです。
中晩生種を穫り始まった頃には6、7分結球まで進んでいました。
しかし、ミニ白菜よりは大きいもののさすがに小玉に見えました。
その後も一時氷点下の冷え込みはありましたが、総じて気温が高い傾向は続き、ここまで生長しました。


ここ1ヵ月ほどで一回りも二回りも大きくなり、想定以上の姿です。


播き直し当初は1㎏以上になれば結球するだけで良しくらいに思っていました。
今は通常の早生種の収穫期と変わりない姿になっています。


殆どのものが完全結球に達しています。


大半が2㎏以上の結球になっているようです。


但し、早生種なので外葉は小さく何時までも外に放置はできないでしょう。
こちらは11月半ばから穫っている「郷秋80日」。


全体が7、8分結球くらいの時から結球の進んだ株を収穫してきました。
今は殆ど完全結球状態で大球になっています。
これは4㎏はありそうで、助っ人も手を出しかねているようです。


右が中晩生種「郷秋80日」、左が早生種「錦秋60日」。


この早生種を穫ってみます。


例年の早生種と変わりません。重さは2.6㎏ありました。


半分に切ってみました。


黄芯系ハクサイらしい美味しそうな色合いになっています。
今年は一にも二にも天候が一番で、特殊年と考えるべきでしょう。
しかし、まずはやってみることが大事と言うことは確認できました。
当地ではこれから冬囲いの時期に入りますが、もっと冷え込まないことには早過ぎます。



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2 コメント

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Unknown (さくらもち)
2023-12-12 07:41:50
これもまた綺麗な白菜ですね!白菜はお鍋に欠かせませんね!
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Unknown (kaz)
2023-12-12 07:49:27
さくらもちさんへ。コメントありがとうございます。
白菜の美味しい季節になってきましたね。
赤穂で剣道なるほどですね👍
小生も一度行ってみたいです!
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