里山悠々録

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直播きトウモロコシの間引きと土入れ

2022年05月24日 | 畑:豆類

早くに直播きしたトウモロコシを間引きし、土入れを行いました。
このトウモロコシは4月28日に我流の省力直播きをしたもの。
種播きについては記録するのを逸しました。
当地の直播きは地温が確保できる5月半ば以降です。
昔は、早穫り用にハウスで苗を育て5月半ば以降に植付けていました。
そこで、育苗せずに早播きしようと始めたのが我流の直播き法です。
先日お盆用にも同様にして播きました。これはその時のもの。


通常のマルチ栽培では、播き穴を丸形にカットして播きます。
我流直播き法では、指で強引にマルチに穴を開け、種をそのまま土に押し込みます。


注意する点としては、穴は小さく、種は少し離して、適度な覆土の3点。
発芽で大事なのは温度と水分なので、土が出来るだけ見えないようにすることを心がけます。


品種は「ゴールドラッシュ」。
畝間1m、株間30㎝。
発芽した後にマルチ穴を広げ、葉を外に出してやります。
今年は発芽に日数がかかり、その後の生育も遅れ気味です。どちらかと言うと水分不足。


この辺りは前年の残り種で、しかも小粒なため4粒播きとしました。


結果は発芽良好で、3、4本発芽が多い。
今、本葉5、6枚になっています。これを2本に間引きます。
普通は1本立てにし大きな穂を穫ることを目指します。
我が家では畝間を広くしての2本立て。これで中型の穂になります。
周囲の皆が穂は小振りで本数希望だからです。高齢者や子供にはほどほどが良いようです。
これは4本発芽。


引き抜かず、鋏で根元からちょん切ります。
2本立てになりました。


この辺りは今年の種で粒も比較的大きかったので3粒播きにしました。


ところが、逆に発芽が悪く1本発芽が複数。欠株も1株。皮肉に出来ています。
しかし、全体としては殆どが2本立てです。


間引いた後は土入れ。


土入れとは、細身の移植ベラで根元に周りの土を寄せる作業のことを言っています。


本来なら、もう少し後にマルチを剥いでしっかり土寄せすべきところです。
最後までマルチを剥がないので、少しでも不定根を増やそうとやっています。


土入れの効果のほどは分りません。
7月25日くらいからの収穫を目安にしていますが、どうなりますか。


これはお盆用に2回目の種播きをしたもの。こちらが本命。


品種は同じく「ゴールドラッシュ」。やり方は1回目と同様です。
5月20日に播きましたが、発芽はまだ。播くのが若干遅かったかもしれません。




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