本画仙 色紙
2025年の描き初めは紅梅の墨彩画です。
1年前は新年早々に能登半島地震、縁起物を描くのをためらったことを思い起こしました。
東日本大震災を身をもって体験しただけに、一日も早い復興を願うばかりです。
紅梅はこれまでも何度か描いています。
新春にはやはり梅が似合います。我が家の床の間にも毎年紅白の梅を生けることにしています。
一本の長い枝を上に伸ばしたのは1年がすんなり平穏に行ってほしいという思いから。
今年は小生もいわゆる後期高齢者として名実ともに老人の扱いを受けることになるのでしょう。
すでに父や母の亡くなった年齢を超えています。いつ何があっても不思議ではありません。
10年前はまずは古希の峠を越えるのが目標でした。
父も祖父も越えられなかったからで、自然に意識するものがありました。
幸いと言うべきかその目標は達し、その後も大過なく野良仕事が出来ているのは有り難い。
次は傘寿の峠を越すことが目標になるでしょうか。