春ダイコンを5月末から穫り始めました。
種播き後2ヵ月弱です。
種播き後、マルチの上から不織布をべた掛けし、未だ掛けたままにしています。例年ならとうに外しています。
モンシロチョウが飛来しているためダイコンにも付きそうで外せないでいます。
ダイコンの葉で持ち上がっていますが、幅広の不織布なので大丈夫です。
品種は「春の都」と「新春蒔総太り」の2品種。何れも青首で、トウ立ちのしにくい晩抽性品種。
春ダイコンで時に問題になるのが低温に遭遇してのトウ立ち。両品種とも全く見られません。
昔は3月上中旬播きのトンネル栽培などもやりましたが、今は無理な早播きはしません。
今年は4月の気温も高く、不織布のべた掛けもそれなりの効果があるようです。
こちらがトーホク種苗の「春の都」。
発芽良好で欠株はありません。生育も順調です。
穫り始めたのがこちら。「新春蒔き総太り」はまだです。
これまでと同じで数日~1週間ほど生育も根の肥大も早い傾向にあります。
今年は気温が高いため例年より数日早まったかもしれません。
収穫を早めに開始しないと後に穫り遅れのものが出てきます。
したがって適期よりも少々早めから穫り始めるようにしています。目安は種播き後50日過ぎあたりから。
今年はとりわけ青首が綺麗に感じます。
穫り始めはやや細身で尻太りがイマイチですが、次第に尻太りもよくなってきます。
穫ってみました。
こちらが「新春蒔き総太り」。
こちらも発芽、生育とも順調です。ちょっと見には「春の都」と区別がつきません。
しかし、よく見ると「春の都」に比べ葉色が濃く葉の切れ込みが細かい。
全体的に生育は「春の都」より数日遅れのように見えます。
根の太りも数日の違いがあるようです。ただ、ずれが出るのはむしろ収穫の幅が広がるので歓迎です。
間もなく穫り始めることになるでしょう。
収穫した「春の都」を洗ってみました。
尻の方が少し硬い感じがするのは過乾燥の影響と思われます。
青首が特に鮮やかに感じます。
今や昔の細身で辛い春ダイコンのイメージは一新され、青首でなければダイコンにあらずの時代になってしまいました。
今や昔の細身で辛い春ダイコンのイメージは一新され、青首でなければダイコンにあらずの時代になってしまいました。
確かに大根おろしで食べてみても瑞々しく甘い。
「春の都」、青が美しいですね。
この部分の大根おろしは甘みもさることながら、
お料理に彩りを与えてくれそうです。
やはり、青首が好まれるようになったのは、
消費者が野菜に甘みを求めるようになったことと、
栽培(収穫も含め)のしやすさもありますか?
コメントありがとうございます。
今年はとりわけ青首が濃いような気がしますね😊
今は青首が美味しい大根の目印のようになっているんでしょうね。
青首以外のものを見つけることが難しくなりました😊
何と言っても耐病総太りの及ぼした影響は計り知れないですね!
栽培の面では改良が進んで春大根でも殆ど変わりなくなったのではないでしょうか😊
いつもながらバラエティーに富んだお料理の数々!羨ましい😋