しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

お一人様京都一日目 前半

2018年10月27日 12時38分22秒 | 旅行記

船旅から帰って、当分、大洗濯や家事に追われていました

特に、30Kg のお米の袋、28袋、玄関から和室までの間とはいえ、運んだのはくちこ

それをまた分けたり、売ったり、送ったり、どんだけ大変だったか

で、ついにぎっくり腰に

前日に鍼灸治療して貰っての、京都行きだったのでした。

 今回は、しま友さんに会う為に。

ところで、「しま友」の意味・・・

くちこが罹った「神経内分泌腫瘍」とは、希少癌なので、誤診されやすい癌なんです

※くちこは、膵神経内分泌腫瘍

何年も違う病名で引っ張られる話は多いです。

※くちこには、愛しの外科医長がいたから大丈夫

 

で、格言的に、

「馬の蹄の音が聞こえたからと言って、安易に馬と思うな。

 その音は、シマウマの足音かもしれない事を忘れるな。」

そう・・・

馬と間違われがちなシマウマが神経内分泌腫瘍の代名詞

なので、癌友達は、しま友、と言います。

 

いろんな集まりや、勉強会のお誘いを受けますが、

引き籠もりなので、ほぼ不参加なくちこです。

今回は思い切って参加

会うだけで元気が貰えることは解っていたし、

もう一つ、

お一人様で闊歩する自分を持ち続けたいから。

一人で地面に垂直に立つことができる人間でありたいから。

そこからの連携や助け合い、人の輪は勿論大事ですけれどね。

 

先ずは、ふらり京都一人旅風に歩いてみました。

まあ、基本、群れない女なので、朝から晩まで、ワイワイは苦手とも言います。

 

京都に向かう新幹線の中で、

何処に行こうか・・・・と思案。

 

東寺なら、京都駅に近くて、くちこの脳みそでも行けそうだわ

 

東寺(とうじ)教王護国寺。

延暦15年(796年)国家鎮護の為に創建された平安京の遺構。

密教彫刻の傑作と言われる仏像群・立体曼荼羅など、多数の国宝がずらりと並んでいる、と。

高さ55mの五重塔も、木造建築としては日本一の高さで国宝・・・

日本初の密教寺院。

ほう・・・

くちこ好みだわ。

先日、サントリー美術館で、仏像を一体しか見られなくて、欲求不満だったしね。

詳しくは↓

http://www.toji.or.jp/

 

京都駅から、近鉄線で一駅、東寺駅で降りて10分。

道は平坦だし、快晴で清々しく・・・

どこからでも、五重塔が見えるので、迷子の心配無し

                                    ↓南大門から

 

↓弘法大師、空海さんをしみじみ・・・ 護摩木のお焚き上げを頼み    広大な境内を散策

嵯峨天皇が空海に託したお寺だそうで

 

     

 

          

 

↓食堂(じきどう)

 

 此処で、

ふと、

写経をしてみたくなりました。

できるか?って

4年前、孫姫が生まれる前に、自宅で、一度だけ書きました。

しかも、間違って、安産祈願を、安産祈顔と書いて、そのまま昼寝してしまったような奴です。

まあ、一緒に書いた次男が、安産祈願と書いたので、大丈夫でした

 

でもね、

どう生きるかは自分が決める。

くちこは、写経をすると決めた訳です。

この自由、一人旅の醍醐味だなあ・・・と痛感しつつ。

先ず、塗香で、手や身体を清めてからテーブルに着きました。

席は沢山ありましたが、くちこだけでした。(堂々と最前列中央に着席する、いかにもな、くちこ)

焼け残ったらしい四天王が見下ろすように、くちこを睨んでいました。

二千円払った以上、負けません

 

          

 

般若心経ね、

目にするはよし、お唱えすれば尚によし、書写すれば更に良し   とのこと。

とにかく、一時間以上頑張って、二枚書きました。

お手本をなぞるだけですけど。

そのお手本、有名な書家で、故 榊 莫山 先生が書かれたそうです。

↓この東寺の字を書かれた人

 

   ← 国宝 梵天像(講堂内)

東寺のHPからも写経セット、お取り寄せ可能みたい。

一枚は、五重塔に収められ、一枚は、東寺でお焚き上げして貰えるそうです。

一応、先祖代々の慰霊を祈願しておきました。

巡り巡って、くちこが護られると言う魂胆からです。

悪筆が改善されれば、尚よし。                    ↓花ロウソク

          

 

 

さあて、五重塔を拝見

とにかく、気持ち良い。

庭は、若干紅葉。

 

 

      

     

 

 

まあ、誰が写しても、絵になる風景です。

しつこく五重塔を載せたのは、金堂や講堂の内部、国宝の仏像群は、撮影禁止だったのでね、無いの、写真。

貰ったパンフから一応、載せておきます。

 

五智如来坐像                      兜跋毘沙門天(とばつ びしゃもんてん)

 

          

 ↓薬師如来を支える十二神将                 ↓薬師如来

          

     

   ↓関東の皆さん、これに行かれては如何?      ↓イチオシ美男な、帝釈天様

              



 

すっかり、仏像には満腹になったくちこでしたが、お金を払った都合上、宝物館へ。

此処で、DVDものんびり拝見して、ちょっと賢くなった、筈。

 

最後に、東寺 別格本山 観智院へ。(既にまとめてお金を払っている関係上)

 

          

 

↓愛染明王像                   ↓五大虚空蔵菩薩像

          

 

此処から京都駅まで、徒歩15分、歩きました

是非食べたいスイーツが京都駅にあると解っていたので、歩けた

 

中村籐吉本店の京都駅店、宇治発の生茶(抹茶)ゼリーの食感が唯一無二と書いてあったのでね↓

 

           

 

↓自分で作成(しかも、既に食べかけ)          ↓こんなメニューもありました

 

          

 

JR伊勢丹のフードコートの方の!三階です。

 

 

美味しく食べていたのに、だんだん、気分不良に・・・

何が?

なんで?

よろよろと安宿へチェックインして、夜の会食まで、部屋で苦しんでいました

何が、地面に垂直なんだか?

どうよ、この弱さ

歩き過ぎたのか、食べ過ぎたのか、半ベソなのに、部屋は、もぐら的で・・・

船旅との格差が身に沁みたのでした。

 

          

 

 

あああ、まさかの一日目が、前半に

あり得ん・・・

次回を、1.5日分にしようかしら?

 

兎に角、25日、木曜日、まさかの39.5度の発熱。

只今、安静中なので、本日は、此処までにします。

あ、今は、下がっています。

入院覚悟で病院に行きましたが、急性胆管炎や、急性膵炎は否定され、感染性胃腸炎とのことでした。

詳細は、また後日。

サメとバトルの詳細も後日。

と言ってもね、次回は、素晴らしい会食についてです

 

 

 

コメント (38)
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