Nori log

日常のちょっとした出来事を写真で残しています
3年の上海駐在を終え、今は日本の良さを再認識中

旬のもの

2009-11-08 15:30:58 | 上海日常
一年中全ての食材が手に入り季節感が薄れてきた日本と違い、
ここ中国では“旬”というものが明確に残っている。

10月からその旬に入ったもの それはご存じ 「上海ガニ」
今月後半には日本からのお客様が見えるので、下見がてら3軒のレストランを回ってみました。


<図安蟹味館>

Noriん家からとても近い上海図書館の裏にある蟹専門レストランです。
これがNoriにとって上海ガニ初体験!

600元のコースを頼んでみました。
♂♀それぞれ一杯づつ出てくるメニューです。

先ずは蟹味噌を使った料理がサーブされ、形式はは中華料理独特に ドドーッと皿が並びます。
これらの料理は食べるのに苦労することもなく、濃厚な蟹味噌味で いけます(下左)
そいつらを美味しく片づけたころ、いよいよ蟹本体のお出まし。
    
ここのお店は茹で上がったものを一旦見せてくれて(上中央)
ウェイトレスがテーブルで蟹を分解してくれるから、不精なNoriに向いてます(上右)

解体された蟹は元の形に戻されて客の前に。   甲羅を開けると、ミソがたっぷりですよ♪
 

♂はミソがウマい。 ♀は卵がウマい。 これが上海ガニか~

しかし小さな蟹だから、ミソ以外は食べるのが面倒。
細い脚にも身はあるんだけど ・・・ ん~  あきらめたーっと。



<方亮蟹宴 虹橋迎賓館店>
虹橋(ホンチャオ)迎賓館ホテルの敷地内にある蟹専門店です。

600元のコースに+200元すると大きな蟹が出されるということで、それにしてみました。

この店のサーブ形式は一皿一皿出されるので、Noriとしてはこちらが快適。
美味しいんだけど、一品一品の見栄えが地味なのがちょっと残念ですが・・・
 

多人数だと個室に通されるようだが、
二人用のテーブルはまるで通路のような場所にセッティングされていて、
・・・これはマイナスポイントだね。
 
        出てきた蟹は確かに大きく立派なものでした。  これくらいでかいと、食べやすい。

迫力のアップにしてみましょう。           立ち上がってきそうです  \(--;)
 




<園苑> YuanYuan
上海にチェーン展開する中華料理レストランです。
家から徒歩10分程度の興国路にある支店に行ってみました。

上記2店は蟹専門店ですが、ここは総合的なな中華レストラン。
店内の雰囲気は今回の3店中一番いいと言えるでしょう。

アラカルトで注文してみました。

ここでも果敢に小ぶりな上海ガニと真剣な表情で格闘するKazu。
 

実を言うとNoriはそろそろ、食べるのが面倒な上海ガニに飽きてきてました。
だから上右写真の鳥の塩蒸などを頼んでみた。
鳥の塩蒸は結構お気に入りの料理なんだけど、他店で出されるのは骨付きのぶつ切りで食べにくいもの。
ところがここは、骨を外して身を解し、外観は皮をかぶせてぶつ切り状態を再現!
とても食べやすく、手の込んだお客様視点での気づかいがポイント高いです。




止めはこれ  蟹は蟹でも
海の蟹を紹興酒に浸けた
通称 “酔っぱらいガニ”

これは中華料理の中で、
最も好みの一品です。

たっぷりの卵はトローリと
口の中で溶けるよう♪
身もまたトロトロで、
絶品と言えるでしょう。

超お勧めの一品です。




さて、以上3店のご紹介でした。

ところで 「上海ガニ」 と呼ばれるのは、上海の西約70kmにある陽澄湖で捕れたもののみを言うらしい。
そこの蟹は産地を証明するタグを付けて出荷される。 まるで関アジ関サバみたいですね。
一店目の図安蟹味館はそこに専用の養殖施設を持ち、直に入れているらしい。


実はその陽澄湖に、昨日行ってきました♪
その様子は、また後日。
コメント (8)
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