Kazu は上海駐在中から中国語の勉強を続けている。
しかし Nori は金輪際中国など行く気はない。
そこで中国語を使いながらも親日的と言われる台湾をゴールデンウィークの旅行先に選んでみた。
福岡から直行便で2時間半と、成田から飛ぶより近いのも魅力だね。
現地時間14時くらいには台北市内のホテルに到着し、早速市内の散策に出かけることにした。
最寄りの中山という地下鉄の駅に10分ほどの歩きで到着し、切符を買おうと券売機に行くが・・・
・・・100元札までしか使えない・・・手持ちは1000元札・・・
困ることほんの10秒くらいだったか、台湾人のおじさんが 「あっち 交換 できるよ」 と、日本語で話しかけてくれた。
到着した途端に台湾人の親切さに触れたよ。 ありがとう
窓口ですんなり両替をしてもらって無事にトークンを購入し、2駅乗って西門駅に。
先ずは近場の公会堂へ。
日本統治時代の1936年に台北公会堂として建設され、今は中山公会堂と呼ばれている。
中山とは台湾の国父である孫文が、日本への亡命中に自ら名乗っていた日本名だ。
内部はとても趣のある重厚さが漂っていた
公会堂を出てブラブラとカメラ街を通り、これも日本統治時代の建物が今も使われている中華郵政台北郵局(建設当時は台北郵便局)
郵便局の北側には、東西南北に四つあった中で唯一建設当時の状態を残す 北門がある
1895年の下関条約で清朝から日本へ統治権が移され、日本が台北に初めて入城したのがこの北門からだったとのこと。
入口の左下に小さく見える石は当時日本が設置した水準点で、台湾全土を測量する基準となっていた。
次は北門駅からまた地下鉄に乗って龍山寺へ。 ここは台北最強のパワースポットらしい。
学問のご利益もあり、シーズンとなると多くの受験生が合格祈願に訪れるとのこと。
さて日も翳ってきて、台湾観光の楽しみのひとつである夜市に突入だ。
龍山寺から道を一本挟んだ反対側の夜市入口 ・・・ 読めないけど
一歩踏み込むと
ん~ いい感じのカオス状態だ
しかし中国本土ほどのうるささはなく、すれ違う人もお互いに道を譲りあい、快適に漂えるところがいい。
露店の屋台で餅なんか買い食いして、歩きながら食してみた
そしてまた、上記の路地に直交する別の夜市の路地が
その中で、こんな店を選んで夕食を摂ってみた
ここはさすがに日本語は通じず、Kazu の中国語が役にたったよ。
夫婦で切り盛りするこの店は、二人とも一時も止まることなく動き続けていた 「よく働くな~」
台湾ではこの手の店がいっぱいあるので、家庭で料理するより外食で済ませることが一般的らしい。
台湾庶民の生活に少し触れられた気がした一日目の夜。