
コンパクトカセット用の
デッキが現れます

オープン・リールと違うところは
カセットはステレオで
A面・B面、往復録音・再生します

最初発売されたカセットデッキでは
A面の録音・再生が済めば
カセットをひっくり返して
装填していました

高級カセットデッキを
製造・販売していた
「ナカミチ」では
A面の再生・録音が終わると
デッキに装填されているカセットを
機械的にひっくり返してB面の再生・録音を
続けていく構造でした

国内メーカー各社はこのナカミチの
カセットをひっくり返す方式ではなく
カセットに接する録再ヘッドを反転する
方式や4トラックの録再ヘッドを電気的に
切り替える方式でした

カセットのA面とB面を
デッキで切り替えるのを
「オート・リバース」と呼ばれて
セールスポイントにしていました。
