スタジオの真ん中に屋根のセットが
組まれています
屋根のセットの後に映画の
スクリーンが置かれています
この映画のスクリーンは
半透明になっていて
スクリーンの後から映写機によって
火事場のショットが
映しだされます
屋根のセットの撮影キャメラの
ファインダーを覗くと
屋根の上で纏(まとい)を振りかざす俳優さんの
後にめらめらと燃え上がる炎が写る
構図になっています
この方式で撮影するのをスクリーン・プロセス
とかスクリーン・バックといいます
このスクリーン・プロセスで使う
映写機は映画館で使われている
映写機とは構造が違います
… … …
ミッチェル撮影キャメラと
同じメーカーのミッチェル
映写機が使われます